「So In love」-A.ヒル追悼(7) ― 2007/05/01 03:22
加持です。まずはA.ヒル関連の情報サイト再掲です。しつこいかなー。
●米ブルーノートの公式HP。ニュースページにアンドリューへの追悼文を掲載。 http://www.bluenote.com/ |
●アンドリュー・ヒル自身のオフィシャルサイト(豊富なライブ音源などを無料視聴OK!)。 http://www.andrewhilljazz.com/ |
6枚目は、シカゴ時代に録音された初リーダー・アルバム、「So In Love (Warwick)」です。
このアルバムでは、ヒルの耽美な演奏を堪能出来ます。ややアーマッド・ジャマール(p)風、カクテル・ピアニスト的演奏ではありますが・・・・。
7曲中オリジナルは2曲だけです・・・しかし、スタンダード・ナンバーを演奏しても、何故かヒルのオリジナルに聴こえてしまいます。
・・・しかし、この当時からオリジナリティーに溢れていたんですね。
ヒルもこのアルバムを録音して、「何を弾いてもオリジナルに聴こえるなら、いっそのこと全部オリジナルを演奏しよう。」と思ったのかもしれませんね。
中でも一番強烈にヒルの個性を感じされるのが、有名スタンダード曲の「Body And Soul」です。
ここまでオリジナリティーに溢れる演奏が出来るなら、ホレス・シルバー(p)やドナルド・バード(tp)のように、もう少しテーマを崩して演奏し、「別名」を付けて「自作曲」として申請してもよさそうなものですが・・・。
だいたいこの位で、廃盤になっていそうなアルバムは掲載出来ました。あとは、手持ちの最近発売されたアルバムですが、さて何にするか・・・・。
●So In Love / Andrew Hill Fresh Sound FSR-CD 322 [Warwick LP-2002]
01. So In Love (Cole Porter)
02. Chiconga (Andrew Hill)
03. Body And Soul (Green/Heyman/Sauer/Eyton)
04. Old Devil Moon (B.Lane/E.Y.Harburg)
05. Spring Is Here (R.Rodgers/L.Hart)
06. Penthouse Party (Andrew Hill)
07. That's All (B.Haymes/E.Brandt)
Andrew Hill (p) Malachi Favors (b) James Slaughter (ds)
Reocrded in Chicago, 1956
●「So In Love」2004 Fresh Sound 盤 So in Love |
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