コンプリート・ジ・エミネントVol.2 J.J.ジョンソン・ウィズ・ハンク・モブレー-新・ブルーノートRVGコレクション第2期第2回発売 ― 2008/08/15 23:48
『コンプリート・ジ・エミネントVol.2 J.J.ジョンソン・ウィズ・ハンク・モブレー』は、録音場所がヴァン・ゲルダー・スタジオに移ったためか『The Eminent Jay Jay Johnson Volume 1 / J. J. Johnson (RVG)』よりクリアなサウンドで楽しめます。
最初の6曲は「The Eminent J.J. Johnson Blue Note BLP5057」のセッションです。
スインギーなウイントン・ケリー(Wynton Kelly)に珍しいチャールス・ミンガス(Charles Mingus)、そしてコンガのサブーが加わっております。
コンガの参加が効いたのか、どの曲も甲乙つけ難い軽快なセッションです。
コンガの音色が心地よいミディアム・テンポの「Too Marvelous for Words」、アップテンポで豪快に迫る「Jay」も良い出来ですね。
スタンダードの「Old Devil Moon」は、ラテン風味のアレンジが絶妙な1曲。軽快なコンガとピアノの響きが素敵です。
スローテンポの「It's You or No One」、バラッド仕立ての「Time After Time」とスローに聴かせる曲が2曲続きます。
J.J.作曲の「Coffee Pot」は、アップテンポでドライブ感満点の1曲。コンガのバッキングが気持ち良いです。
7曲目からは、5000番台のトリを飾った「The Eminent J.J. Johnson, Volume 3 Blue Note BLP5070」のセッションです。
ハンク・モブレー(Hank Mobley)、ホレス・シルヴァー(Horace Silver)、ポール・チェンバース(Paul Chambers)らの俊英がバックを固めております。
ベースから始まるリラックス・ムード満点の「Pennies from Heaven」、J.J.はミュート・トロンボーンで軽く流しハンクにソロを受け渡します。
ホレスのソロのあとの4小節交換では、J.J.とハンクの勢いのあるソロを聴くことが出来ます。
ハード・バップっぽくてメロディアスな「Viscosity」、ホレスのフロントを鼓舞するバッキングが良いですねえ。
バラッドの「You're Mine, You」では、J.J.のリラックスしながらもツボを押さえたソロが聴き所です。
ジャズ・メッセンジャーズっぱい急速調の「"Daylie" Double」、タイトル通りグルヴィーというかファンキーな「Groovin'」は、ホレス・シルヴァーの独断場ですね。
J.J.がミュート・トロンボーンで演奏するバラッドの「Portrait of Jennie」、演奏を途中で止めるストップ・タイムを有効に使い、短いながらも味のあるトラックに仕上げております。
The Eminent Jay Jay Johnson Volume 2 / J. J. Johnson (RVG) [BN5057 + BN5070 +3]
01. Too Marvelous for Words (Mercer-Whiting) 3:34
02. Jay (J.J.Johnson) 3:39
03. Old Devil Moon (Lane-Harburg) 3:49
04. It's You or No One (Styne-Cahn) 4:03
05. Time After Time (Styne-Cahn) 4:03
06. Coffee Pot (J.J.Johnson) 4:06
J.J. Johnson(tb) Wynton Kelly(p) Charles Mingus(b) Kenny Clarke(ds) "Sabu" Martinez(conga)
Recorded on September 24,1954 at Rudy Van Gelder Studio, Hackensack, NJ
07. Pennies from Heaven (Burke-Van Heusen) -alternate take- 4:23
08. Pennies from Heaven (Burke-Van Heusen) 4:15
09. Viscosity (J.J.Johnson) -alternate take- 4:18
10. Viscosity (J.J.Johnson) 4:18
11. You're Mine, You (Green-Heyman) 3:04
12. "Daylie" Double (J.J.Johnson) 4:24
13. Groovin' (J.J.Johnson) 4:37
14. Portrait of Jennie (Budge-Robinson) 2:53
15. "Daylie" Double (J.J.Johnson) -alternate take- 4:38
J.J. Johnson(tb) Hank Mobley(ts) Horace Silver(p) Paul Chambers(b) Kenny Clarke(ds)
Recoreded on June 6,1955 at Rudy Van Gelder Studio, Hackensack, NJ
TOCJ-7122 コンプリート・ジ・エミネントVol.2 J.J.ジョンソン・ウィズ・ハンク・モブレー/J.J.ジョンソン [BN1506]
TOCJ-7122 Complete The Eminent Jay Jay Johnson, Volume 2 with Hank Mobley / J.J.Johnson (RVG) [BN1506]
コンプリート・ジ・エミネントVol.1 J.J.ジョンソン・ウィズ・クリフォード・ブラウン-新・ブルーノートRVGコレクション第2期第2回発売 ― 2008/08/13 17:43
このセッションは最初、10インチLP『J.J. Johnson with Clifford Brown Blue Note BLP 5028』として発売されたもの。
J.J.ジョンソン(J.J. Johnson)とクリフォード・ブラウン(Clifford Brown)という、天才同士が繰り広げるスリリングなセッションです。
もうひとりヒース兄弟の次兄、ジミー・ヒース(Jimmy Heath)の参加も嬉しいところです。
バックは初代MJQのメンバー、ジョン・ルイス(John Lewis)、パーシー・ヒース(Percy Heath)、ケニー・クラーク(Kenny Clarke)が顔を揃えておりますね。
ジジ・グライス作の「Capri」では、J.J.ジョンソン~ジミー・ヒース~クリフォード・ブラウン~ジョン・ルイスと軽快にソロがリレーされます。
中でも、早いパッセ-ジを楽々繰り出すJ.J.とクリフォードのソロが圧倒的ですね。
分厚いアンサンブルから始まる「Lover Man」では、J.J.の硬質なバラッドが聴けます。
いやしかしJ.J.ジョンソンの、スライド式のトロンボーンとは思えない歯切れの良いフレーズは凄いですねえ。
J.J.ジョンソンのオリジナル「Turnpike」は、アップテンポで繰り広げられる超絶技巧のショーケース。
1番目に登場するクリフォード・ブラウンの超絶なパッセージは圧巻。
J・ヒースを挟んで3番目に登場するJ.J.も負けていない。ややメカニカルに歯切れの良いフレーズを重ねて行きます。
ジョン・ルイス作の「Sketch One」は、クラシカルな気品漂う1曲。で、ジョンが演奏も主導します。
重厚なアンサンブルに乗り、ミュート・トランペットで登場するクリフォード・ブラウンがやはり一番だなあ。
「It Could Happen to You」は、J.J.ジョンソンのバラッド・プレイを堪能出来る1曲。
やや硬質な音色で、クールなバラッドに仕上げております。
アップテンポの「Get Happy」、この位のテンポが一番J.J.ジョンソン生き生きしてますね。
ジミー・ヒースがなかなかのソロを披露してくれた後、美味しい所でクリフォード・ブラウン登場(笑)。 張りのある溌剌としたトランペット・ソロを決め、ジョン・ルイスにバトンを渡します。
アンサンブルがやや古色蒼然としたところもありますが、各人の輝かしいソロは魅力十分であるアルバムです。
Complete The Eminent Jay Jay Johnson Volume 1 with Clifford Brown / J. J. Johnson (RVG) [BN5028 +3]
01. Capri (G.Gryce) * 3:48
02. Lover Man (Ramirez) * 3:36
03. Turnpike (J.J.Johnson) * 3:50
04. Sketch One (J.Lewis) * 4:15
05. It Could Happen to You (Burke-Van Heusen) 4:10
06. Get Happy (Koehler-Arlen) * 4:21
07. Capri (G.Gryce) * -alternate take- 4:42
08. Turnpike (J.J.Johnson) * -alternate take- 4:47
09. Get Happy (Koehler-Arlen) * -alternate take- 4:11
Clifford Brown(tp-*) J.J. Johnson(tb) Jimmy Heath(ts,bs-*) John Lewis(p) Percy Heath(b) Kenny Clarke(ds)
Recorded on June 22,1953 at WOR Studios, NYC
TOCJ-7121 コンプリート・ジ・エミネントVol.1 J.J.ジョンソン・ウィズ・クリフォード・ブラウン/J.J.ジョンソン [BN1505]
TOCJ-7121 Complete The Eminent Jay Jay Johnson, Volume 1 with Clifford Brown / J.J.Johnson (RVG) [BN1505]
新・ブルーノートRVGコレクション第9回より-コンプリート・バードランドの夜 Vol.2 - アート・ブレイキー ― 2008/02/24 20:40
「Vol.1」で、録音当日の背景など説明したので、後半は適度に補足から。
当日の様子は、ルーさんこと、ルー・ドナルドソン(Lou Donaldson)が小川隆夫さんのインタビューにこう答えております。
『ホットな夜だった。外は雪だったがね(笑)。そうそう、あの日はクリフォードが遅れたんだ、雪で車が進めなくて。』
そんな訳で、サウンド・チェックを兼ねたリハーサルにブラウニー(C・ブラウンの愛称)は参加しなかったそうです。
ただ本番では、その場の雰囲気で、リハーサル通りの演奏は行われなかったとの事。
なのでルーさん曰く、『クリフォードは来なくて正解だったよ。』
また、司会を担当したピー・ウィー・マーケットは小川隆夫さんに、クリフォード・ブラウンからみのこんなエピソードを披露してくれたそうです。
『(ライブ当日に)若いのに、休憩時間にわたしにブランデーを奢ってくれたんだよ。』・・・羨ましい、実に羨ましい(笑)。
では、演奏曲目はさらっとね。
再びピー・ウィーのアナウンスから、軽快なブルース「Wee Dot」。
「Vol.2」では、”チャーリー・パーカーみたいに吹ける”ルー・ドナルドソン(Lou Donaldson)が大活躍ですね。
「Vol.1」同様、ブラウニーも快調に飛ばしてます。
バラッドの「If I Had You」は、ルーさんのフューチャーナンバー。
ブレイキーの紹介のあと、ダブルテンポ(倍のテンポ)で吹きまくります。
本テイクより速度が増した「Quicksilver」、ホレスがソロの途中で「Be-Bop」のテーマを挿入しています。
あまりの速さに、一部アンサンブルが乱れるのはご愛嬌(笑)。
ミディアム・テンポで演奏されるチャーリー・パーカー作のブルース「Now's the Time」、ブレイキーがドアをノック(笑)し続けてます。
ブラウニーの歓喜に満ちたようなソロがいいですね。
ラストもパーカー作の「Confirmation」。エンディングにクロージング・テーマとして「 Lullaby of Birdland」が続きます。
追加曲としてこれまたアップテンポで軽快な「The Way You Look Tonight」と、超(笑)アップテンポの「Lou's Blues」が続きます。
何回聴いても飽きないし、裏エピソード満載のライブです。聴いたことの無い方はこの機会にどうぞ。
A Night at Birdland with Art Blakey Quintet Blue Note BLP 1522
01. Wee Dot (J.J.Johnson-L.Parker) tk.17, 5th set 07:16
02. If I Had You (Shapiro-Campbell-Connelly) tk.8, 3rd set 03:30
03. Quicksilver (Hrace Silver) -alt.take- tk.13, 4th set 08:45
04. Now's the Time (Charlie Parker) tk.2, 1st set 09:00
05. Confirmation (Charlie Parker) tk.4, 2nd set
~ Lullaby of Birdland(finale) 5th set 09:10
bonus tracks
06. The Way You Look Tonight (J.Kern-D.Fields) tk.16, 5th set 10:14
07. Lou's Blues (Lou Donaldson) tk.10, 3rd set 04:00
Clifford Brown(tp) Lou Donaldson(as) Horace Silver(p) Curly Russell(b) Art Blakey(ds) Pee Wee Marquette(ann)
Recorded on February 21,1954 at"Birdland", NYC.
TOCJ-7082 コンプリート・バードランドの夜 Vol.2 / アート・ブレイキー
新・ブルーノートRVGコレクション第9回より-コンプリート・バードランドの夜 Vol.1 - アート・ブレイキー ― 2008/02/23 03:36
1954年2月21日までニューヨークの有名ジャズ・クラブ『バードランド』では、ブルーノート・ウィークとして2週間、アート・ブレイキーをリーダーとする「ブルーノート・オールスターズ」による演奏が繰り広げられておりました。
ブルーノート・レーベルのプロモーションを兼ねたこのライブ企画の最終日に、この録音が行われた訳です。
名物司会者、ピー・ウィー・マーケットのアナウンスから始まるこの名ライブ録音、夜11時から始まり翌22日の朝3時まで続いたそうです。
『ブルーノートの真実/小川隆夫著(東京キララ社)』には、当時居合わせた何人かの証言によって語られております。
まずバーカウンターの横には、アルフレッド・ライオンとルディ・ヴァン・ゲルダーが録音機材と共に陣取っていたでしょう。
スタジオから持ち込んだ機材の他に、アルフレッド・ライオンが費用を負担したアンペックス社の小型テープ・レコーダーが初めて登場。
すなわちこの録音の成功をもって、ブルーノートのクラブ録音シリーズがスタートした!という事ですね。
話を元に戻してっと・・・客席にはディジー・ガレスピー(Dizzy Gillespie)、舞台袖にはチャーリー・パーカー(Charlie Parker)。
つまり、ガレスピーやパーカー縁のビバップ時代の名曲が何故か演奏されている理由はここにあった訳です。
ミルク・バー(酒類を出さない未成年者用のスペース)では、ブルース・ランドヴァル(現ブルーノート社長!)が演奏に聴き入っていたそうです。
日は異なった様ですが、マックス・ローチ(Max Roach)も聴きに来ていたとのこと・・・まあ、物凄い面子ですね。
演奏面においても、ブレイキーとホレスによって新しいリズム・コンセプトが披露。
彼ら二人、あのマイルス・デイヴィスから伝授された新しいバッキング奏法をこのライブで初めて試してみたそうです。
そのバックング奏法とは、ブレイキーの証言から引用させてもらうと次のようなものだったらしいです。
『彼(ホレス)の左手と私(ブレイキー)のリズムをリンクさせたうえで、ふたりが細かいビートを付け加えるというものだった。』
・・・・そんな訳でこの歴史的なライブ録音は、『ハード・バップ誕生前夜の演奏』を記録したアルバムとも呼ばれているそうです。
それでは、「Vol.1」の内容をさらっと(笑)。
オープニングの「Split Kick (H.Silver)」は、「There Will be Another You」のコード進行を下敷きにしたミドル・テンポの曲。
如何にもオープニング!といった曲調ですね。
「Once in a While」はトランペット・センセイション!、クリフォード・ブラウンが主役のバラッド・ナンバー。
ブラウニーの切々と訴えかけるとトランペットが泣かせます。
「Quicksilver (H.Silver)」は、「Lover Come Back To Me」のコード進行を下敷きにした急速調のナンバー。
ブレイキーのドラムが炸裂!する「A Night in Tunisia」。イントロでブレイキー、ディジーを前にしてジョークで笑いを取ってから演奏に入ります。
複雑なテーマを持つ「Mayreh (H.Silver)」は、「All Gods Children Got Rhythm」のコード進行を下敷きにした曲。
この曲が一番、ハード・バップらしい曲調かな。
追加曲の「Wee-Dot」はアップテンポのブルース。
最後のタイトル不明の「Blues」、即興で演奏されたダウン・トゥ・アースなブルースです。ルーさん、大活躍(笑)。
・・・・追加曲含めて、捨て曲無し。ついでに最初のアナウンスまでも、サンプリングで利用されてますからね。
A Night at Birdland with Art Blakey Quintet Blue Note BLP 1521
01. Pee Wee Marquette's intro 00:58
02. Split Kick (Hrace Silver) tk.9, 3rd set 08:44
03. Once in a While (B.Green-M.Edwards) tk.5, 2nd set 05:18
04. Quicksilver (Hrace Silver) tk.18, 5th set 06:58
05. A Night in Tunisia (D.Gillespie-F.Paparelli) tk.12, 4th set 09:20
06. Mayreh (Hrace Silver) tk.6, 2nd set 06:18
bonus tracks
07. Wee-Dot (J.J.Johnson-L.Parker) -alt.take- tk.1, 1st set 06:53
08. Blues (improvisation) tk.15, 5th set 08:37
Clifford Brown(tp) Lou Donaldson(as) Horace Silver(p) Curly Russell(b) Art Blakey(ds) Pee Wee Marquette(ann)
Recorded on February 21,1954 at"Birdland", NYC.
TOCJ-7081 コンプリート・バードランドの夜 Vol.1 / アート・ブレイキー
新・ブルーノートRVGコレクション第8回より-コンプリート・クリフォード・ブラウン・メモリアル・アルバム(2) ― 2008/01/25 00:09
「コンプリート・クリフォード・ブラウン・メモリアル・アルバム」の2回目。
演奏自体は2回の録音に分かれるので、前半・後半に分けていきます。
前半(01-09)1953.06.09 録音分は、『New Faces - New Sounds / Lou Donaldson - Clifford Brown (5030)』として発売されたものです。
当初この録音は、ルー・ドナルドソン(Lou Donaldson)のリーダー作として予定されていたものでした。
それがアルフレッドの希望(クインテット編成は予定通り)で急遽、クリフォード・ブラウン(Clifford Brown)が参加。
これがC.ブラウンにとって、これが初レコーディング!しかも、テーマ部を合わせただけで本番に臨んでこの出来ですから、驚愕してしまいます。
公開された5曲中、「COOKIN' (L.Donaldson)」が2テイク、「CARVIN' THE ROCK (E.Hope-S.Rollins)」が3テイク録音された以外は、1テイクであることも吃驚。
そんな録音中、素晴らしいのがやはり、ブラウン自作曲の「BROWNIE SPEAKS (C.Brown)」です。
アップテンポの複雑なテーマから、そのまま勢いのあるソロに突入するブラウンの凄いこと。ルーさんを含めたメンバーが、あっけにとられている様子が思い浮かびます。
後半のテーマ部、ルーさんがブラウンの気迫に飲まれテーマをやっと吹いている感じがなんだか、微笑ましいです。
アップテンポの「CARVIN' THE ROCK(E.Hope-S.Rollins)」は、何とエルモとソニー・ロリンズ(Sonny Rollins)の共作。
何と言ってもフィリー・ジョー・ジョーンズ(Philly Joe Jones)の気迫溢れるドラミングと、エルモのバド・パウエル(Bud Powell)張りにテンション高めのピアノが心地よいです。
ラストのバラッド「YOU GO TO MY HEAD (J.F.Coots-H.Gillespie)」は、ルーさんのフューチャー曲。
ルーさんがバリバリと吹きまくった後、C.ブラウンが余裕たっぷりに登場。一吹き(笑)で、主役をかっさらいます。
何度でも書きますが、これで初レコーディング(笑)。しかも、自作曲の出来も抜群。
いきなりこれだけの録音を残せるのだから、アルフレッド・ライオンが熱狂するのも納得ですね。
後半(10-18)1953.08.28 録音分は、『New Star On The Horizon / Clifford Brown (5032)』として発売されたものです。
アルフレッドの意向でスモール・コンボなのに、編曲者(G.Gryce が担当した模様)を用意。
きっちりとしたアンサンブルのフレーム内で、C.ブラウンが奔放なソロを演奏します。
編曲者を立てた理由は・・・・ブラウンが予想以上に「吹きすぎ」ることを防止(笑)するためだそうです。
曲も「EASY LIVING」を除いて、トランペット関係者の曲をチョイスしているのも心憎い限り。
まずクインシー・ジョーンズ(Quincy Jones)はこの当時、まだ(笑)ビックバンドでトランペットを吹いていました。
レイ・ノーブル(Ray Noble)も確か、自身の楽団を率いていたトランペット奏者だったはず。
・・・ここまでお膳立てを徹底するアルフレッド、流石ですね。
ラテン風味の「WAIL BAIT」とバラッドの「BROWNIE EYES」は、クインシーらしい優しくふくよかなアンサンブルが堪能出来ます。
C.ブラウンも負けじと、ファッツ・ナバロ(Fats Navarro)ばりの豊かな音色で、ソロを披露します。
アップテンポの「CHEROKEE」はブラウンのソロは物凄いのですが、録音のせいか(RVGではない!)落ち着いた感じがするのは残念。
バラッドの「EASY LIVING」と自作曲「MINOR MOOD」は、トランペットの豊かな「鳴り(響き)」をお楽しみ下さい。
その他、アート・ブレイキーのツボをおさえたドラム、編曲も担当したらしいジジ・グライスの辛口サックス、ジョン・ルイスの控えめなピアノなども聴き所でしょう。
TOCJ-7071 コンプリート・クリフォード・ブラウン・メモリアル・アルバム / クリフォード・ブラウン
●CLIFFORD BROWN MEMORIAL ALBUM / CLIFFORD BROWN Blue Note BLP-1526
01. BELLAROSA (Elmo Hope) 4:11
02. CARVIN' THE ROCK (E.Hope-S.Rollins) 3:53
03. COOKIN' (Lou Donaldson) 3:10
04. BROWNIE SPEAKS (Clifford Brown) 3:43
05. DE-DAH (Elmo Hope) 4:47
06. YOU GO TO MY HEAD (J.F.Coots-H.Gillespie) 4:16
07. CARVING THE ROCK (E.Hope-S.Rollins) -alternate take #1- * 3:48
08. COOKIN' (Lou Donaldson) -alternate take- 3:05
09. CARVING THE ROCK (E.Hope-S.Rollins) -alternate take #2- * 4:02
10. WAIL BAIT (Quincy Jones) 3:59
11. HYMN OF THE ORIENT (Gigi Gryce) 4:03
12. BROWNIE EYES (Quincy Jones) * 3:52
13. CHEROKEE (Ray Noble) 3:23
14. EASY LIVING (L.Robin-R.Rainger) 3:40
15. MINOR MOOD (Clifford Brown) 4:31
16. WAIL BAIT (Quincy Jones) -alternate take- * 4:30
17. CHEROKEE (Ray Noble) -alternate take- * 3:38
18. HYMN OF THE ORIENT (Gigi Gryce) -alternate take- * 4:01
#01-09
Clifford Brown (tp) Lou Donaldson (as) Elmo Hope (p) Percy Heath (b) Philly Joe Jones (ds)
Recorded on June 9, 1953 at WOR Studios, NYC.
#10-18
Clifford Brown (tp) Gigi Gryce (as, fl) Charlie Rouse (ts) John Lewis (p) Percy Heath (b) Art Blakey (ds)
Recorded on August 28, 1953 at Audio-Video Studios, NYC.
新・ブルーノートRVGコレクション第8回より-コンプリート・クリフォード・ブラウン・メモリアル・アルバム(1) ― 2008/01/24 22:57
最初に、クリフォード・ブラウン(Clifford Brown)のブルーノートへの録音データの整理から。
録音年などは、10インチ盤で整理すると判り易いので、補足として列記。
今回のCD収録分の他、J.J.ジョンソン、アート・ブレイキー、仏ボーグ(Vogue)原盤の録音が入っていますね。
こうしてみると、アルフレッド・ライオンがどれだけ彼に惚れ込んで録音していたのかが、分かります。
●1953.06.09(Blue Note #01)
『New Faces - New Sounds / Lou Donaldson - Clifford Brown (5030)』
●1953.06.22(Blue Note #02)
『J.J.Johnson with Clifford Brown (5028)』
●1953.08.28(Blue Note #03)
『New Star On The Horizon / Clifford Brown (5032)』
●1953.10.08(仏 Vogue 原盤)
『Gigi Gryce - Clifford Brown Sextet (5048)』
●1953.10.15(仏 Vogue 原盤)
『Clifford Brown Quartet (5047)』
●1953.09.26 - 1953.10.19(仏 Vogue 原盤)
『Gigi Gryce and His Little Band featuring Clifford Brown Vol.1-3 (5049,5050,5051)』
●1954.02.21(Blue Note #04)
『A Night At Birdland with The Art Blakey Quintet Vol.1-3 (5037,5038,5039)』
『ブルーノートの真実/小川隆夫(東京キララ社刊)』の251ページから、クリフォード・ブラウン関連の記事が掲載されているので、かいつまんでご紹介します。
1953年の第1週、『クリス・パウエル楽団』に参加するC.ブラウンの演奏に度肝を抜かれたA.ライオンは、彼のクラブ出演終了2日後に初レコーディングを設定します。
それが、ルー・ドナルドソン(Lou Donaldson)との録音(5030)となる訳です。バックは、エルモ・ホープ(Elmo Hope)のトリオが務めます(E.ホープは、演奏曲半分の3曲を提供)。
同じ月にはJ.J.ジョンソン(J.J.Johnson)との録音(5028)、2ヶ月後の8月には初リーダー録音が設定されます。
・・・この録音間隔の短さ、凄いですね(笑)。
さらに興味深いのは、A.ライオンの意向で初リーダー録音(5032)はセクステット編成、ジジ・グライス(Gigi Gryce)が編曲を担当していることです。
しかも、ライオネル・ハンプトン楽団で共演するトランペッター(!)のクインシー・ジョーンズ(Quincy Jones)が、2曲程作曲を担当。
作編曲も出来てアンサンブルにも強いメンバーに囲まれ、A.ライオンの狙い通り、C.ブラウンは流暢なソロを披露します。
・・・ああ、ちょっと(?)長くなったので、曲の詳細などは次回に持ち越します(笑)。
TOCJ-7071 コンプリート・クリフォード・ブラウン・メモリアル・アルバム / クリフォード・ブラウン
●CLIFFORD BROWN MEMORIAL ALBUM / CLIFFORD BROWN Blue Note BLP-1526
01. BELLAROSA (Elmo Hope) 4:11
02. CARVIN' THE ROCK (E.Hope-S.Rollins) 3:53
03. COOKIN' (Lou Donaldson) 3:10
04. BROWNIE SPEAKS (Clifford Brown) 3:43
05. DE-DAH (Elmo Hope) 4:47
06. YOU GO TO MY HEAD (J.F.Coots-H.Gillespie) 4:16
07. CARVING THE ROCK (E.Hope-S.Rollins) -alternate take #1- * 3:48
08. COOKIN' (Lou Donaldson) -alternate take- 3:05
09. CARVING THE ROCK (E.Hope-S.Rollins) -alternate take #2- * 4:02
10. WAIL BAIT (Quincy Jones) 3:59
11. HYMN OF THE ORIENT (Gigi Gryce) 4:03
12. BROWNIE EYES (Quincy Jones) * 3:52
13. CHEROKEE (Ray Noble) 3:23
14. EASY LIVING (L.Robin-R.Rainger) 3:40
15. MINOR MOOD (Clifford Brown) 4:31
16. WAIL BAIT (Quincy Jones) -alternate take- * 4:30
17. CHEROKEE (Ray Noble) -alternate take- * 3:38
18. HYMN OF THE ORIENT (Gigi Gryce) -alternate take- * 4:01
#01-09
Clifford Brown (tp) Lou Donaldson (as) Elmo Hope (p) Percy Heath (b) Philly Joe Jones (ds)
Recorded on June 9, 1953 at WOR Studios, NYC.
#10-18
Clifford Brown (tp) Gigi Gryce (as, fl) Charlie Rouse (ts) John Lewis (p) Percy Heath (b) Art Blakey (ds)
Recorded on August 28, 1953 at Audio-Video Studios, NYC.
CJ28-5128 コンプリート・ハンク・モブレイ・クァルテット ― 2007/11/10 18:36
『Blue Note CD Treasury-第3期-』第3回[1989/08/23]、お次は「コンプリート・ハンク・モブレイ・クァルテット」です。
10インチLPの最後期に発売されたこのアルバム、アート・ブレイキー、ホレス・シルバー、ダグ・ワトキンスという、当時結成されたばかりの「ジャズ・メッセンジャーズ」のメンバーで録音されています。
ここにケニー・ドーハムが入れば、もろ「ジャズ・メッセンジャーズ」になる訳ですね。という訳で、良く知った仲間達に囲まれてモブレーさんは熱演を聴かせてくれます。
・・・アマゾンでは2000年に発売された手持ちのRVGリマスター盤「TOCJ-9201」ですら、中古で物凄い値段を付けています。ここまで高いと笑うしかないですね。
演奏曲では、「ジャズ・メッセンジャーズ」のライブ盤でも演奏された「Avila And Tequila」がまず良い、です。ライブ・ヴァージョンと比べて、ちょっとクールな感じがまたいい。
他では、急速調で演奏される「Love For Sale」、これぞハンク!とでも言いたくなる、最後のブルージーな「Just Coolin'」がお勧めです。
あ、「Just Coolin'」は、なんか「Soul Station(4031)」に入っていても違和感無いなあ。
●コンプリート・ハンク・モブレイ・クァルテット
CJ28-5128 Complete Hank Mobley Quartet [BLP 5066]
01. Hank's Prank (Mobley) 4:29
02. Hank's Plank (Mobley) -Alternate take- 4:15*
03. My Sin (Mobley) 3:47
04. Avila And Tequila (Mobley) 4:29
05. Walkin' The Fence (Mobley) 3:37
06. Walkin' The Fence (Mobley) -Alternate take- 4:26*
07. Love For Sale (C.Porter) 4:29
08. Just Coolin' (Mobley) 4:09
Hank Mobley (ts) Horace Silver (p) Doug Watkins (b) Art Blakey (ds)
Recorded on March 27, 1955 at Rudy Van Gelder Studio, Hackensack, NJ.
CJ28-5126 コンプリート・ジョージ・ウォーリントン&ヒズ・バンド ― 2007/11/09 18:15
引き続き『Blue Note CD Treasury-第3期-』第3回[1989/08/23]から、『コンプリート・ジョージ・ウォーリントン&ヒズ・バンド』などを。
こちらのCDも、アメリカ盤CDと構成が大きく異なりますね。
手持ちの視聴CDは、1998年に発売された『Here Comes Frank Foster(5043)』とのカップリング盤です。
・・・ところで私がこのアルバムを購入した理由はリーダーよりも、編曲を担当したクインシー・ジョーンズ(Quincy Jones)目当てだった訳です。
ちなみに1953年に行われたライオネル・ハンプトン楽団のヨーロッパ・ツアーには、ジョージ・ウォーリントン、クインシー・ジョーンズも参加しておりました。
クリフォード・ブラウン、アート・ファーマーなど、目も眩むような豪華メンバーが参加したツアーで共演した二人ですから、息もぴったり。
演奏曲では、少々センチメンタルな「Summertime」が、一番のお勧めです。リーダーのソロもたっぷり聴けますし。
クインシー自作曲「Bumpkins」は、小粋な編曲にのってF・フォスター、D・バーンズらの素敵なソロが堪能出来ます。あ、K・クラークのブラシ・プレイも素敵です。
●コンプリート・ジョージ・ウォーリントン&ヒズ・バンド
CJ28-5126 Complete George Wallington & his Band [BLP 5045]
01. Summertime (G.Gershwin-D.Heyard)
02. Summertime (G.Gershwin-D.Heyard) -alternate take-
03. Festival (George Wallington)
04. Festival (George Wallington) -alternate take-
05. Christina (George Wallington)
06. Frankie And Johnnie (trad)
07. Frankie And Johnnie (trad) -alternate take-
08. Baby Grand (George Wallington)
09. Bumpkins (Quincy Jones)
10. Bumpkins (Quincy Jones) -alternate take-
Dave Burnes (tp) Jimmy Cleveland (tb) Frank Foster (ts) Danny Bank (bs, fl)
George Wallington (p) Oscar Pettiford (b) Kenny Clarke (ds) Quincy Jones (arr)
Recorded on May 12, 1954 at Audio-Video Studios, NYC.
CJ28-5124 コンプリート・ケニー・ドリュー・トリオ ― 2007/11/08 21:51
今日も『Blue Note CD Treasury-第3期-』第3回[1989/08/23]から、『コンプリート・ケニー・ドリュー・トリオ』を。
このアルバムは、当時クラリネットのバディ・デフランコのバックを務めるトリオのメンバーで録音されております。
まあしかし、アート・ブレイキー(Art Blakey)にカーリー・ラッセル(Curly Russell)までデフランコのメンバーだったとは・・・ギャラが良かったのでしょうか。
前回のウイントン・ケリーと違い、ケニー・ドリューはほぼ演奏スタイルが確立されているので、安心して聴くことができます。
こうして聴いてみるとドリューさん、もろB・パウエル系統のバップ・ピアニストだったんですね。D・ジョーダンみたいな哀愁漂うバップ・スタイルは素敵です。
演奏曲ではドラムがアート・ブレイキーの為か、急速調の「Yesterdays」と、「Lover Come Back To Me」の出来は素晴らしいです。
「Lover Come Back To Me」は、B・パウエルのもろコピーらしきフレーズが頻発して面白い、面白い。
●コンプリート・ケニー・ドリュー・トリオ
CJ28-5124 Complete Kenny Drew Trio [BLP 5023]
01. Lover Come Back To Me (Romberg-Hammerstein) 3:29
02. Yesterdays (Kern-Harbach) -alternate take- *
03. Yesterdays (Kern-Harbach) 5:18
04. Everything Happens To Me (Adair) 4:39
05. It Might As Well Be Sprig (Rodgers-Hammerstein) 2:46
06. Be My Love (Cahn-Brodszky) 2:41
07. Drew's Blues (Kenny Drew) 2:24
08. Gloria (Kenny Drew) 3:20
09. Stella By Starlight (Young-Washington) 2:25
10. Everything Happens To Me (Adair) -alternate take- *
Kenny Drew (p) Curly Russell (b) Art Blakey (ds)
Recorded on April 16, 1953 at Rudy Van Gelder Studio, Hackensack, NJ.
オリジナル10インチLPの曲順は次の通りです。
●Kenny Drew Trio [BLP 5023]
01. Yesterdays (Kern-Harbach) 5:18
02. Stella By Starlight (Young-Washington) 2:25
03. Gloria (Kenny Drew) 3:20
04. Be My Love (Cahn-Brodszky) 2:41
05. Lover Come Back To Me (Romberg-Hammerstein) 3:29
06. Everything Happens To Me (Adair) 4:39
07. It Might As Well Be Sprig (Rodgers-Hammerstein) 2:46
08. Drew's Blues (Kenny Drew) 2:24
CJ28-5122 コンプリート・ウィントン・ケリー・トリオ ― 2007/11/07 22:09
『Blue Note CD Treasury-第3期-』第3回[1989/08/23]から、続いて『コンプリート・ウィントン・ケリー・トリオ』を。
オリジナルの8曲入り10インチLPと比べると、追加曲が11曲と倍以上になっております。
いつも通り、小川隆夫さんの著作を確認すると、まず当時19歳だったケリーをアルフレッド・ライオンに紹介したのは、アート・ブレイキーだったそうです。
ダイナ・ワイントンなどの伴奏をしていた彼に対してライオンは、「ブルージーな演奏をしてほしい」とリクエストしたそうです。
そう考えながらアルバムを聴いてみると(手持ちはRVGリマスターのTOCJ-9222)、ここでのケリーは、バド・パウエル影響下の小粋な伴奏ピアニスト達みたいな演奏を繰り広げています。
小粋でブルージーな感じは、デューク・ジョーダンあたりに近いかな。
演奏曲では、ミディアムテンポの小粋な「Blue Moon」と、耽美なバラッド「Goodbye」がお勧めです。
●コンプリート・ウィントン・ケリー・トリオ
●CJ28-5122 Complete Wynton Kelly Trio [BLP 5025]
01. Blue Moon (Rodgers-Hart) 3:08
02. Fine And Dandy *
03. I've Found A New Baby (Palmer-Williams) * 2:49
04. Cherokee (Ray Noble) * 3:05
05. Born To Be Blue (Torme-Wells) 3:21
06. Where Or When
07. Moonglow
08. Moonglow -alternate take-
09. If I Should Lose You
10. Born To Be Blue (Foolin' Myself) -alternate take-
Wynton Kelly (p) Oscar Pettiford (b -omit *) Franklin Skeete (b - *) Lee Abrams (ds)
Recorded on July 25, 1951 at WOR Studios, NYC.
11. Goodbye -78 rpm version-
12. Goodbye (Gordon Jenkins) 2:45
13. Foolin' Myself
14. There Will Never Be Another You (M.Gordon-H.Warren) 2:58
15. Do Nothin' Till You Hear From Me ?
16. Summertime
17. Moonlight In Vermont (Suessdorf-Blackburn) ** 3:20
18. Crazy, He Calls Me (Sigman-Russell) 3:12
19. Opus Caprice
Wynton Kelly (p, celesta -**) Franklin Skeete (b) Lee Abrams (ds, conga)
Recorded on August 1, 1951 at WOR Studios, NYC.
参考までにオリジナル10インチLPの曲順は、次の通りです。
●Wynton Kelly Trio [BLP 5025]
01. Cherokee (Ray Noble) * 3:05
02. Crazy, He Calls Me (Sigman-Russell) 3:12
03. Blue Moon (Rodgers-Hart) 3:08
04. Born To Be Blue (Torme-Wells) 3:21
05. Moonlight In Vermont (Suessdorf-Blackburn) ** 3:20
06. There Will Never Be Another You (M.Gordon-H.Warren) 2:58
07. I've Found A New Baby (Palmer-Williams) * 2:49
08. Goodbye (Gordon Jenkins) 2:45
【付記】
1991年に発売された輸入盤のリンク、貼っておきます。
2019年度末、安価だったCDをようやく入手しました。
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