開けごま! - Open Sesame / Freddie Hubbard [Blue Note BST84040] ― 2006/11/17 00:31
このアルバムが「V.S.O.P.」や、「ハービー・ハンコック(Herbie Hancock)」の数々のアルバムで活躍した、フレディ・ハバード(Freddie Hubbard)のブルーノート・レコードにおけるデビュー作。
いきなりのリーダー作。期待の大型新人!だったんですねーー。
「ハードバップ」なアルバムなんですが、「ソウルフル」、「ラテン」な味が加味。
アルバム全体のイメージを、良くも悪くも印象付けているのは、「Open Sesame(開けごま!)」と「Gypsy Blue」の自作曲2曲を提供し、「ダーク」なサウンドのテナー・サックスで参加している、ティナ・ブルックス(Tina Brooks)。
ティナのソロはいわゆる、「リズム&ブルース」風味強めなんですが、そこがまた味があって良かったり。
フレディのらっぱは、1曲目から「ファンファーレ」風の、ど派手なフレーズを聴かせてくれており、これもまたおいしい。
なお、フロントの二人は、次の「True Blue / Tina Brooks [Blue Note BST84041]」でも競演しています。
機会があれば、お聴き下さいまし。
●Open Sesame +2 / Freddie Hubbard [Blue Note BST84040]
01. Open Sesame (Tina Brooks)
02. But Beautiful (J.Burke-Van Heasen)
03. Gypsy Blue (Tina Brooks)
04. All Or Nothing At All (J.Lawrence-A.Altman)
05. One Mint Julep (Rudolph Toombs)
06. Hub's Nub (Freddie Hubbard)
bonus tracks
07. Open Sesame [alternate take]
08. Gypsy Blue [alternate take]
Freddie Hubbard (tp) Tina Brooks (ts) McCoy Tyner (p)
Sam Jones (b) Clifford Jarvis (ds)
Recorded on June 19, 1960 at Rudy Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, NJ
☆米国盤(RVG Editon) (2020/01 修正)
<おまけコメント>
やっぱりティナ(Tina Brooks)のテナーはいいなー。
ジャッキー・マクリーン(Jackie McLean)との競演盤、久々に聴こうかな。
最近のコメント