回想 MT.FUJI 1987 - One Step Beyond / Jackie McLean Blue Note BLP 4137 ― 2006/12/06 06:32
1987年の夏、２回目のマウント・フジ・ジャズ・フェスティバル開催。
今はもう「伝説」扱いされているジャズ・フェスティバル。
この年、ブルー・ノート・レコードの創始者「アルフレッド・ライオン（Alfred Lion）」が他界・・・。
1987年のフェスティバル初日には、ハービー・ハンコック（ｐ）らによる追悼プログラムが組まれている。
また３日目の最終ステージは、ハービー編曲のビック・バンドの演奏が行われるなど、「アルフレッド・ライオン追悼」をメインに、ステージが進められた印象が残ります。
当時、高校生だった私、会場に行くことは出来なかった。
ただ幸いな事に「ＮＨＫ－ＦＭ」がステージの一部をオン・エアしてくれ、FM電波で送出される生放送で、その熱気に触れることができました。
そして今でも、「エア・チェック・テープ」に残された演奏で、1987年当時を思い出すことが出来ます。
その中でも強烈な印象を残しているのが、「One Step Beyond」 の再現ステージ。
残念ながら、「ジャッキー・マクリーン（Jackie McLean） 」はたしか病気のため来日できず。
その穴を埋めるべく他のメンバー、特にウディ・ショー（tp） が熱い演奏を聴かせてくれました。
ネット（成田正氏のＷＥＢサイト）や、手持ちの資料で調べた結果、当日は次のような曲が演奏されたようです。
◆Mt.Fuji Jazz Festival 1987 with Blue note◆
JACKIE McLEAN - GRACHAN MONCUR SEXTET
featuring TONY WILLIAMS
set list
01. Frankenstein (Grachan Moncur) 14:59
02. Saturday & Sunday (Jackie McLean) 13:33
03. The Coaster (Grachan Moncur) --:--
04. Monk In Wonderland (Grachan Moncur) --:--
Woody Shaw(tp) Grachan Moncur(tb) James Spaulding(as)
Bobby Hutchurson(vib) Ron Carter(b) Tony Williams(ds)
Live on August 29,1987 (Sat) 2nd Set/2nd Day
前半の２曲がアルバム、「One Step Beyond(BLP 4137)」 の再演。
メンバーが多いせいか、オリジナルＬＰより演奏時間が長くなっています。
「Saturday & Sunday 」 での、先発のウディ・ショー（tp）のソロが素晴らしく、1987年のマウント・フジと言えば、真っ先にこのナンバーが思い出されます。
ちなみにオリジナルＬＰのメンバー・曲目は、次のとおり。
◆One Step Beyond / Jackie McLean Blue Note BLP 4137
01. Saturday and Sunday (Jckie McLean) 10:27
02. Frankenstein (Grachan Moncur) 07:27
03. Blue Rondo (Jckie McLean) 04:47
04. Ghost Town (Grachan Moncur) 14:34
Grachan Moncur III (tb) Jackie McLean (as)
Bobby Hutcherson (vib) Eddie Khan (b) Tony Williams (ds)
Recoeded on April 30, 1963 at Rudy Van Gelder Studio,
Englewood Cliffs, NJ
オリジナルアルバムでは、ジャッキーがニュー・ヨークに連れて来たばかりのトニー・ウィリアムス（ds）の壮絶なるドラムが凄い！
これで当時、弱冠17才なのだから、まさに天才！！！
今はもう「伝説」扱いされているジャズ・フェスティバル。
この年、ブルー・ノート・レコードの創始者「アルフレッド・ライオン（Alfred Lion）」が他界・・・。
1987年のフェスティバル初日には、ハービー・ハンコック（ｐ）らによる追悼プログラムが組まれている。
また３日目の最終ステージは、ハービー編曲のビック・バンドの演奏が行われるなど、「アルフレッド・ライオン追悼」をメインに、ステージが進められた印象が残ります。
当時、高校生だった私、会場に行くことは出来なかった。
ただ幸いな事に「ＮＨＫ－ＦＭ」がステージの一部をオン・エアしてくれ、FM電波で送出される生放送で、その熱気に触れることができました。
そして今でも、「エア・チェック・テープ」に残された演奏で、1987年当時を思い出すことが出来ます。
その中でも強烈な印象を残しているのが、「One Step Beyond」 の再現ステージ。
残念ながら、「ジャッキー・マクリーン（Jackie McLean） 」はたしか病気のため来日できず。
その穴を埋めるべく他のメンバー、特にウディ・ショー（tp） が熱い演奏を聴かせてくれました。
ネット（成田正氏のＷＥＢサイト）や、手持ちの資料で調べた結果、当日は次のような曲が演奏されたようです。
◆Mt.Fuji Jazz Festival 1987 with Blue note◆
JACKIE McLEAN - GRACHAN MONCUR SEXTET
featuring TONY WILLIAMS
set list
01. Frankenstein (Grachan Moncur) 14:59
02. Saturday & Sunday (Jackie McLean) 13:33
03. The Coaster (Grachan Moncur) --:--
04. Monk In Wonderland (Grachan Moncur) --:--
Woody Shaw(tp) Grachan Moncur(tb) James Spaulding(as)
Bobby Hutchurson(vib) Ron Carter(b) Tony Williams(ds)
Live on August 29,1987 (Sat) 2nd Set/2nd Day
前半の２曲がアルバム、「One Step Beyond(BLP 4137)」 の再演。
メンバーが多いせいか、オリジナルＬＰより演奏時間が長くなっています。
「Saturday & Sunday 」 での、先発のウディ・ショー（tp）のソロが素晴らしく、1987年のマウント・フジと言えば、真っ先にこのナンバーが思い出されます。
ちなみにオリジナルＬＰのメンバー・曲目は、次のとおり。
◆One Step Beyond / Jackie McLean Blue Note BLP 4137
01. Saturday and Sunday (Jckie McLean) 10:27
02. Frankenstein (Grachan Moncur) 07:27
03. Blue Rondo (Jckie McLean) 04:47
04. Ghost Town (Grachan Moncur) 14:34
Grachan Moncur III (tb) Jackie McLean (as)
Bobby Hutcherson (vib) Eddie Khan (b) Tony Williams (ds)
Recoeded on April 30, 1963 at Rudy Van Gelder Studio,
Englewood Cliffs, NJ
オリジナルアルバムでは、ジャッキーがニュー・ヨークに連れて来たばかりのトニー・ウィリアムス（ds）の壮絶なるドラムが凄い！
これで当時、弱冠17才なのだから、まさに天才！！！
『情事の終わりに』 －Hank Mobley Quintet Blue Note BLP 1550 ― 2006/12/07 09:15
名作曲家、ハンク・モブレー（Hank Mobley）。
ブルー・ノート・レコードのオーナー、アルフレッド・ライオン（Alfred Lion） は、この作曲が得意なモブレーが、お気に入りの一人だったようで。
このＬＰ（ＣＤ）は全曲、モブレーのオリジナル曲。
オリジナルＬＰは、プレス枚数が少ないため、中古レコード屋さんでは、コンディションのよいものは十数万円程度で取引されているらしいです。
バックはアート・ファーマー（tp）を除き、元ジャズ・メッセンジャーズのメンバー。
ハードな１曲目もよいが、アート・ファーマーの美しいミュート・トランペットが聴ける３曲目のバラ－ド、「情事の終わり」が素晴らしいです。
◆Hank Mobley Quintet Blue Note BLP 1550
01. Funk in Deep Freeze (Hank Mobley) 5:46
02. Wham and They're Off (Hank Mobley) 7:38
03. Fin de L'affaire (End of the Affair) (Hank Mobley) 6:36
04. Startin' from Scratch (Hank Mobley) 6:37
05. Stella-Wise (Hank Mobley) 7:14
06. Bass on Balls (Hank Mobley) 7:29
Art Farmer (tp) Hank Mobley (ts)
Horace Silver (p) Doug Watkins (b) Art Blakey (ds)
Recorded on March 8, 1957 at Rudy Van Gelder Studio,
Hackensack, NJ
「Funk in Deep Freeze」 は、晩年のチェット・ベイカー（tp）がライブのレパートリーにしていた。 アルバム・バージョンは、「ＣＴＩ」レーベルで聴くことが出来ます。
タイムレス・レコードから発売された最後のライブ・レコード「Farewell」でも、ドラムレス・カルテットで演奏してますね。
ブルー・ノート・レコードのオーナー、アルフレッド・ライオン（Alfred Lion） は、この作曲が得意なモブレーが、お気に入りの一人だったようで。
このＬＰ（ＣＤ）は全曲、モブレーのオリジナル曲。
オリジナルＬＰは、プレス枚数が少ないため、中古レコード屋さんでは、コンディションのよいものは十数万円程度で取引されているらしいです。
バックはアート・ファーマー（tp）を除き、元ジャズ・メッセンジャーズのメンバー。
ハードな１曲目もよいが、アート・ファーマーの美しいミュート・トランペットが聴ける３曲目のバラ－ド、「情事の終わり」が素晴らしいです。
◆Hank Mobley Quintet Blue Note BLP 1550
01. Funk in Deep Freeze (Hank Mobley) 5:46
02. Wham and They're Off (Hank Mobley) 7:38
03. Fin de L'affaire (End of the Affair) (Hank Mobley) 6:36
04. Startin' from Scratch (Hank Mobley) 6:37
05. Stella-Wise (Hank Mobley) 7:14
06. Bass on Balls (Hank Mobley) 7:29
Art Farmer (tp) Hank Mobley (ts)
Horace Silver (p) Doug Watkins (b) Art Blakey (ds)
Recorded on March 8, 1957 at Rudy Van Gelder Studio,
Hackensack, NJ
「Funk in Deep Freeze」 は、晩年のチェット・ベイカー（tp）がライブのレパートリーにしていた。 アルバム・バージョンは、「ＣＴＩ」レーベルで聴くことが出来ます。
タイムレス・レコードから発売された最後のライブ・レコード「Farewell」でも、ドラムレス・カルテットで演奏してますね。
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