For Mania Only -ブルーノート・ブック[ジャズ批評社]2006/11/22 01:42


 このブログでは、連続してトランペッター達の 「濃い」 アルバムを10枚紹介しましたが、どうでした?どんな感想でもよろしいのでコメント待ってます。

 今回は一息ついて、私が参考にしている 「ガイド本」 を紹介します。


 最初に紹介するのは、ジャズ批評社[株式会社 松坂]が発売する『ブルーノート・ブック』 !です。現在、写真の通り、第3版まで発売中。

 この本のおかげで、どれだけの人が「ブルーノート・レコード」の素晴らしい世界に飛び込んだことか・・・・。


 初版の「全ブルーノート・ブック」は1984年、第2版の「完全ブルーノート・ブック」は1987年に、最新版の「決定版ブルーノート・ブック」は1999年に発売されております。


 この本は、ブルーノートが発売した「全アイテム」を、可能な限り1枚ずつ詳細な「ディスコグラフィ」付きで解説したもので、5000番台、1500番台、4000番台、BNLA番台、BNLT番台・・・と番号順に掲載している、非常に読みやすいガイドで、基本的には版を重ねるにつれ、詳細なデータに書き換わっております。


 今なお続々と発表される「未発表音源」やら、「新生ブルーノートによる新録音」が増える為か、版により解説がカット!されたものや、時代(ブーム?)に合わせて、解説が差し変わったりするので、加持は一応、全部集めています。

 初版の「全ブルーノート・ブック」なんかは、今年、お茶の水の「ディスク・ユニオン」で購入しました。

 例えば「新生ブルーノート」のアルバム解説は、第2版には掲載されてますが、第3版ではカット!とか・・・・。


 巷の収集家達は、日々このガイド本を眺め、「今度こそ(このアルバムを)、見つけてやるぞ!」 とか考えているのでは?


<おまけコメント>
 ちなみに1984年は、新生ブルーノートがスタートする1年前。

 続く1987年は、今や伝説となった「マウント・フジ・ジャズ・フェスティバル」の第2回目の開催年。

 最後の1999年は、東芝EMIが、ルディ・バン・ゲルター(Rudy Van Gelder)の手による24 bit リマスター・シリーズを発売した年でした。

 最後に、ブルーノートのCDは、初期のものと最近のものは、曲順が違っていたりするので、そろそろ誰か、整理の上、公開してくれませんかねー?

 そんな方がいらっしゃったら、私も微力ながらお手伝いします。




<追記>この記事書いた後、後継版が発売されました。