Quasimode - Mode Of Blue (Blue Note/EMI Music Japan TOCT-26657)2012/03/24 16:44


名門ジャズレーベル「BLUE NOTE」創立70周年(2009年当時)を記念した特別企画盤。
ブルーノートに残された名曲を、独自の解釈でカヴァーしたアルバム(1曲目だけオリジナル)です。

クオシモード(Quasimode)は、日本のクラブ・ジャズ・シーンを代表するバンドだそうで・・・。
クラブ・ジャズ方面にはまったく疎い私なんですが(汗)、今更ながらこのアルバム聴きました。




Quasimode - Mode Of Blue (Blue Note/EMI Music Japan TOCT-26657)

01. Mode of Blue (Quasimode) 6:38
02. On Children (Jack Wilson) 5:36
03. Afrodisia (Kenny Dorham) 6:06
04. Little B's Poem Feat. Valerie Etienne (Bobby Hutcherson) 5:42
05. The Loner (Donald Byrd) 5:14
06. No Room for Squares (Hank Mobley) 4:38
07. Congalegre (Horace Parlan) 5:27
08. Ghana (Donald Byrd) 6:13
09. Sayonara Blues (Horace Silver) 6:10
10. African Village (Mccoy Tyner) 7:17
11. Night Dreamer (Wayne Shorter) 6:11

Quasimode
平戸祐介(pf,key) 須長和広(b) 奥津岳(ds) 松岡”matzz”高廣(per)


1曲目「Mode of Blue (Quasimode)」は、唯一のオリジナル。
ピアノによるイントロから、疾走感溢れるリズムパターンが飛び出し、最後まで一気に聴き通せる1曲。


2曲目「On Children (Jack Wilson)」は、『Jack Wilson - Easterly Winds (BN4270)』より。
パーカッションとピアノのバッキングパターンが印象的な、アップテンポ・ナンバー。



3曲目「Afrodisia (Kenny Dorham)」は、『Kenny Dorham - Afro-Cuban (BN1535)』より。
オリジナルより、現代クラブ向けなのか、乾いた感じのする演奏。



4曲目「Little B's Poem Feat. Valerie Etienne (Bobby Hutcherson)」は、 『Bobby Hutcherson - Components (BN4213)』より。
「Valerie Etienne」の、ハスキー気味なヴォーカルが入ります。



5曲目「The Loner (Donald Byrd)」は、『Donald Byrd - Slow Drag (BN4292)』より。
パーカッション入りなファンキーナンバーに仕上がってます。



6曲目「No Room for Squares (Hank Mobley)」は、『Hank Mobley - No Room for Squares (BN4149)』より。
オリジナル準拠の編曲ですが、乾いたパーカッションの音がサウンドをよりタイトにしております。



7曲目「Congalegre (Horace Parlan)」は、『Horace Parlan - Headin' South (BN4062)』より。
オリジナルと比較して、やや早めのテンポ設定かな?
ピアノとフロントのコール&レスポンスが面白いですね。



8曲目「Ghana (Donald Byrd)」は、『Donald Byrd - Byrd In Flight (BN4048)』より。
かなりひねった編曲。個人的には、やり過ぎに感じますけど・・・。
疾走感と勢いに溢れるオリジナルに比べ、ちょっと斜に構えた風の演奏です。



9曲目「Sayonara Blues (Horace Silver)」は、『Horace Silver - The Tokyo Blues (BN4110)』より。
何故か(笑)、サンバ仕立ての編曲。
これも、オリジナルのインパクトに勝てなかったに編曲(演奏)に思えます・・・。



10曲目「African Village (Mccoy Tyner)」は、『Mccoy Tyner - Time For Tyner (BN4307)』より。
パーカッションが華やかな演奏に、仕上がってます。



11曲目「Night Dreamer (Wayne Shorter)」は、『Wayne Shorter - Night Dreamer (BN4173)』より。
今回のアルバム収録曲の中で、唯一、気に入った編曲がこれ。
日本的とも形容出来る、穏やかで幻想的な演奏は、オリジナルに匹敵するナイスな編曲だと思います。

「Night Dreamer」は楽譜入手済みなので、今度、こんな感じで演奏してみたいなーとか、思ってます。



オリジナルのアルバム列挙してたら、長くなりましね。
また、次回に。

真ブルーノート入門・青春篇1939~1957-選曲・解説:行方 均 [TOCJ-66443/66444]2008/05/17 07:40

真ブルーノート入門・青春篇1939~1957-選曲・解説:行方 均 [TOCJ-66443/66444]

 EMIジャパンさんから「アルフレッド・ライオン生誕100周年記念特別企画」CD、発売中です。

 黄金の『1958』前夜までのブルーノートを辿る必聴の35曲、とのこと。
 2枚組で¥1,980(税込)というお買い得。

 ただいま見た公式HPの記載、多少単純ミス(?)があるようです、ご注意を。
 ついでに確認出来たオリジナルSP番号、及びLP番号も付記しておきます。

 ブルーノート初期の録音はEMIさんから何度かCD化されてますが、店頭ではなかなかお目にかかれないんですよね。輸入盤も発売されそうもないし。
 デキシー/スイング時代の録音を手軽に聴けるのは嬉しいことです。


『初録音、初ヒットからモンク、パウエル、マイルス、そしてコルトレーン登場まで、LPでは聴けない貴重なSP音源=幻の名演もいっぱい!』

♪真ブルーノート入門・青春篇1939~1957-選曲・解説:行方 均 [TOCJ-66443/66444]

◎disc 1:1939~1949

クラシック~ブルース

01. Summertime / Sidney Bechet Quintet [BN6(SP), 7002]
02. Dear Old Southland / Sidney Bechet Blue Note Quartet [BN13(SP), 7002]
03. Boogie Woogie Stomp / Albert Ammons [BN2(SP), 7017]
04. Melancholy / Meade Lux Lewis [BN1(SP)]
05. Reminiscing At Blue Note / Earl Hines [BN5(SP)]
06. Backwater Blues / James P.Johnson [BN25(SP), 7011]
07. Profoundly Blue / Edmond Hall Celeste Quartet [BN17(SP), 5001]

デキシー~スイング

08. Blue Interval / Edmond Hall's All Star Quintet [BN31(SP), 5026]
09. Victory Stride / James P.Johnson's Blue Note Jazzmen [BN32(SP)]
10. Eveybody Loves My Baby / Sidney De Paris Blue Note Jazzmen [BN40(SP)]
11. Back Room Blues / Art Hodes' Back Room Boys [526(SP)]
12. Feelin' At Ease / Baby Dodds' Jazz Four [519(SP)]
13. Blue Harlem / Ike Quebec Quintet [544(SP), 5001]

中間派~モダン前夜

14. Blue Skies / John Hardee's Swingtet [513(SP)]
15. Bab's Dream / Babs' Three Bips And A Bop [537(SP)]
16. Our Delight / Tadd Dameron Sextet [540(SP), 5004]

ビバップ~プログレッシヴ - 40代

17. Thelonious / Thelonious Monk Sextet [542(SP),5002]
18. 'Round About Midnight / Thelonious Monk Quintet [543(SP), 5002]
19. Bop Alley / ArtBlakey's Messengers [546(SP), 5010]
20. Jahbero / Tadd Dameron Septet [559(SP)]
21. Tin Tin Deo / James Moody And His Bop Men [555(SP), 5006]
22. 52nd Street Theme / Bud Powell's Modernists [1568(SP)]


◎disc 2:1950~1957

ビバップ~プログレッシヴ - 50代

01. Un Poco Loco / Bud Powell Trio [1577(SP), 5003]
02. Hot Sauce / Elmo Hope Trio [5029]
03. The Gig / Herbie Nichols Trio [1519]
04. Bag's Groove / Milt Jackson Quintet [1593(SP), 5011]

ハード・バップ

05. Tempus Fugit / Miles Davis All Stars [1618(SP), 5022]
06. A Night In Tunisia / Art Blakey Quintet [5038]
07. The Preacher / Horace Silver Quintet [5062]
08. Afrodisia / Kenny Dorham Octet [5065]
09. Minor's Holiday / The Jazz Messengers [1507]
10. The Way You Look Tonight / Jimmy Smith At The Organ [1512]
11. I Remember Clifford / Lee Morgan [1557]
12. Asiatic Raes / Sonny Rollins [4001]
13. Blue Train / John Coltrane [1577]




SoundTown JAZZ/ 100th anniversary of ALFRED LION :: BLUE NOTEの創設者、アルフレッド・ライオン生誕100年記念

◎真ブルーノート入門・青春篇1939~1957 [TOCJ-66443/66444]

ブルーノートRVGコレクション第2期第1回発売分予約開始42008/04/29 08:17


 6月より開始される『ブルーノートRVGコレクション第2期』 。
 アマゾンを確認してみたら予約可能なようなので、ひとます概要をご紹介のラスト。


●ブルーノートRVGコレクション第2期 発売日:2008/06/25 1,700 [税込]

TOCJ-7101 ユタ・ヒップ・ウィズ・ズート・シムズ+2 / ユタ・ヒップ
TOCJ-7102 ヒア・カムズ / ルイ・スミス
TOCJ-7103 ブルース・ウォーク / ルー・ドナルドソン
TOCJ-7104 ルック・アウト+3 / スタンリー・タレンタイン
TOCJ-7105 ホレス・スコープ / ホレス・シルヴァー

TOCJ-7106 シェイズ・オブ・レッド+2 / フレディ・レッド
TOCJ-7107 ATズ・デライト / アート・テイラー
TOCJ-7108 コンプリート ハーフノートのドナルド・バード Vol.1 / ドナルド・バード
TOCJ-7109 コンプリート ハーフノートのドナルド・バード Vol.2 / ドナルド・バード
TOCJ-7110 デクスター・コーリング+1 / デクスター・ゴードン

TOCJ-7111 モザイク / アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ
TOCJ-7112 ブルー・アンド・センチメンタル+2 / アイク・ケベック
TOCJ-7113 レット・フリーダム・リング / ジャッキー・マクリーン
TOCJ-7114 バック・アット・ザ・チキン・シャック+1 / ジミー・スミス
TOCJ-7115 ボサノバ・バッカナル / チャーリー・ラウズ

♪ TOCJ-7116 マイ・ポイント・オブ・ヴュー+1 / ハービー・ハンコック
 ハービー・ハンコック(p)のブルーノート第2弾。フロントはドナルド・バード(tp)、グレイシャン・モンカー3世(tb)、ハンク・モブレー(ts)、グラント・グリーン(g)と豪華。しかもドラマーはトニー・ウィリアムス!



♪ TOCJ-7117 ジュジュ+2 / ウェイン・ショーター
 ウェイン・ショーターのワン・ホーンアルバム。ジョン・コルトレーン・カルテットのリズム・セクションを従えて「Ju Ju」、「Yes or No」などを熱演。



♪ TOCJ-7118 ザ・ランプローラー+1 / リー・モーガン
 「砂の砂漠」のジャズ・バージョンで有名な一枚。ジョー・ヘンダーソン(ts)とのコンビネーションによりヴァラエティに富んだ作品群を違和感なく演奏。



♪ TOCJ-7119 抱きしめたい / グラント・グリーン
 上目使いのジャケットが印象的なグラント・グリーン(g)の人気盤。タイトル曲「抱きしめたい」、「星影のステラ」、「コルコヴァード」など有名曲を演奏。



♪ TOCJ-7120 ザ・リアル・マッコイ / マッコイ・タイナー
 アフルレッド・ライオンが最後に契約したアーティスト、マッコイ・タイナー(p)のブルーノート第1弾。「Passion Dance」におけるジョー・ヘンダーソン(ts)の演奏が特に素晴らしい。



ブルーノートRVGコレクション第2期第1回発売分予約開始22008/04/28 21:45


 6月より開始される『ブルーノートRVGコレクション第2期』 。
 アマゾンを確認してみたら予約可能なようなので、ひとます概要をご紹介2回目。


●ブルーノートRVGコレクション第2期 発売日:2008/06/25 1,700 [税込]

TOCJ-7101 ユタ・ヒップ・ウィズ・ズート・シムズ+2 / ユタ・ヒップ
TOCJ-7102 ヒア・カムズ / ルイ・スミス
TOCJ-7103 ブルース・ウォーク / ルー・ドナルドソン
TOCJ-7104 ルック・アウト+3 / スタンリー・タレンタイン
TOCJ-7105 ホレス・スコープ / ホレス・シルヴァー

♪ TOCJ-7106 シェイズ・オブ・レッド+2 / フレディ・レッド
 J.マクリーン(as)、T.ブルックス(ts)参加。2曲のボーナストラック「Melanie(alternate Take)」、「Ole(alternate Take)」追加収録。



♪ TOCJ-7107 ATズ・デライト / アート・テイラー
 当時の売れっ子ドラマー、アート・テイラーのリーダー・アルバム。「Syeeda's Song Flute (J.Coltrane)」でのS.タレンタイン(ts)、「Move (D.Best)」のD.バーンズ(tp)などサイドメンも大活躍。



♪ TOCJ-7108 コンプリート ハーフノートのドナルド・バード Vol.1 / ドナルド・バード
 後のA・ライオン夫人、ルースさんのMCから始まるドナルド・バード(tp)&ペッパー・アダムス(bs)双頭バンドの名ライブ。極めつけの1曲目「My Girl Shirl」が白眉か。



♪ TOCJ-7109 コンプリート ハーフノートのドナルド・バード Vol.2 / ドナルド・バード
 ドナルド・バード(tp)&ペッパー・アダムス(bs)双頭バンドの名ライブ第2弾。ピアノで参加するデューク・ピアソン作曲「Jeannine」が素晴らしい。



♪ TOCJ-7110 デクスター・コーリング+1 / デクスター・ゴードン
 大物ビ・バッパー、デクスター・ゴードン(ts)のブルーノート第2弾。バックのトリオはケニー・ドリュー(p)、ポール・チェンバース(b)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)




TOCJ-7111 モザイク / アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ
TOCJ-7112 ブルー・アンド・センチメンタル+2 / アイク・ケベック
TOCJ-7113 レット・フリーダム・リング / ジャッキー・マクリーン
TOCJ-7114 バック・アット・ザ・チキン・シャック+1 / ジミー・スミス
TOCJ-7115 ボサノバ・バッカナル / チャーリー・ラウズ

TOCJ-7116 マイ・ポイント・オブ・ヴュー+1 / ハービー・ハンコック
TOCJ-7117 ジュジュ+2 / ウェイン・ショーター
TOCJ-7118 ザ・ランプローラー+1 / リー・モーガン
TOCJ-7119 抱きしめたい / グラント・グリーン
TOCJ-7120 ザ・リアル・マッコイ / マッコイ・タイナー


ブルーノートRVGコレクション第2期第1回発売分予約開始12008/04/27 20:29


 6月より開始される『ブルーノートRVGコレクション第2期』 。
 アマゾンを確認してみたら予約可能なようなので、ひとます概要をご紹介。


●ブルーノートRVGコレクション第2期 発売日:2008/06/25 1,700 [税込]


♪ TOCJ-7101 ユタ・ヒップ・ウィズ・ズート・シムズ+2 / ユタ・ヒップ
 ズート・シムズ(ts)の名演でも名高い一枚。ボーナストラックとして「These Foolish Things」、「'S Wonderful」追加収録。



♪ TOCJ-7102 ヒア・カムズ / ルイ・スミス
 ルイ・スミス(tp)の数少ないリーダー盤でC.アダレイ(as)、D.ジョーダン(p)参加。1曲目の「Tribute To Bronine」が白眉。「Transition」原盤。



♪ TOCJ-7103 ブルース・ウォーク / ルー・ドナルドソン
 ルー・ドナルドソンご本人も良く聴いているコンガ入りでソウルフルな一枚。タイトル曲、D・ベスト作曲の「Move」の疾走感が心地よいアルバム。



♪ TOCJ-7104 ルック・アウト+3 / スタンリー・タレンタイン
 T.タレンタイン(ts)第1弾。3曲のボーナストラック「Tin Tin Deo」、「Yesterdays」、「Little Sheri(45 Single Take)」追加収録。



♪ TOCJ-7105 ホレス・スコープ / ホレス・シルヴァー
 ホレス最強クインテットによる1960年録音の名曲集。「Nica's Dream」、「Yeah」、「Strollin'」収録。



TOCJ-7106 シェイズ・オブ・レッド+2 / フレディ・レッド
TOCJ-7107 ATズ・デライト / アート・テイラー
TOCJ-7108 コンプリート ハーフノートのドナルド・バード Vol.1 / ドナルド・バード
TOCJ-7109 コンプリート ハーフノートのドナルド・バード Vol.2 / ドナルド・バード

TOCJ-7110 デクスター・コーリング+1 / デクスター・ゴードン
TOCJ-7111 モザイク / アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ
TOCJ-7112 ブルー・アンド・センチメンタル+2 / アイク・ケベック
TOCJ-7113 レット・フリーダム・リング / ジャッキー・マクリーン
TOCJ-7114 バック・アット・ザ・チキン・シャック+1 / ジミー・スミス
TOCJ-7115 ボサノバ・バッカナル / チャーリー・ラウズ

TOCJ-7116 マイ・ポイント・オブ・ヴュー+1 / ハービー・ハンコック
TOCJ-7117 ジュジュ+2 / ウェイン・ショーター
TOCJ-7118 ザ・ランプローラー+1 / リー・モーガン
TOCJ-7119 抱きしめたい / グラント・グリーン
TOCJ-7120 ザ・リアル・マッコイ / マッコイ・タイナー

『BLUE NOTE CLUB Volume 64』 にコメント掲載されました。2008/04/26 12:18

BLUE NOTE CLUB  Volume 64

 えー、『(株)EMIミュージック・ジャパン ブルーノートクラブ事務局』 発行の 『BLUE NOTE CLUB』 という小冊子がございます。
 年間会費を払うと、会報(年4回)と、会員限定CD(年2回)が送られて来るサービスであります。

 その Volume 64 内の企画 『アンケート特集 「ブルーノート私の3枚」第5回』 に、あたしのコメントが掲載されてました(ひー)。

 投票したのも忘れていたのに、連絡無しに掲載されるとわ・・・・・掲載されたページを見つけ、しばらく笑いが止まらなくなったあたし。
 で、掲載されたコメントはこんな感じでした。


☆加持顕

 ①『イントロデューシング・ザ・スリーサウンズ』(1600)
 ②『フェイス・トゥ・フェイス』ベイビー・フェイス・ウェレット(4068)
 ③『ブラック・ファイア』アンドリュー・ヒル(4151)

 ソウル&ハード、大好きな3枚です。
 まずは1500番台のトリを飾るスリー・サウンズ、愛聴盤です。次はオルガン・ジャズの名盤。
 最後はアルフレッド・ライオンお気に入り、ヒルの魅力が詰まった1枚です。


 ともすると、2009年1月に発売が予定されている、平凡社新書 『ファンが選んだベスト・オブ・ブルーノート(仮)』 にこのコメントが掲載されるとか・・・・どうなることやら。


●アンケート特集「ブルーノート私の3枚」 投票受付ページ
http://st-co.jp/jazz/

ジャズの音!!-新・ブルーノートRVGコレクション第9回発売2008/02/20 21:07


 月末恒例、ワンパターン(笑)の新・ブルーノートRVGコレクション、第9回発売分です。

 今月も定番・ベストセラー多い中で目玉は、「フェイス・トゥ・フェイス+2 / ベイビー・フェイス・ウィレット」でしょうか。
 「コンプリート・バードランドの夜 Vol.1(& 2) / アート・ブレイキー」は、アメリカ盤通りに10インチ盤ジャケットで登場。

 あと・・・・、「ワークアウト+1 / ハンク・モブレー」も追加曲入り。


 個別に曲紹介するまでもない(笑)アルバム中心なので、適度に脱線しながらやりますかねえ。


TOCJ-7081 コンプリート・バードランドの夜 Vol.1 / アート・ブレイキー



TOCJ-7082 コンプリート・バードランドの夜 Vol.2 / アート・ブレイキー



TOCJ-7083 コンプリート・カフェ・ボヘミアのケニー・ドーハム Vol.1 / ケニー・ドーハム



TOCJ-7084 コンプリート・カフェ・ボヘミアのケニー・ドーハム Vol.2 / ケニー・ドーハム



TOCJ-7085 ブルー・トレイン+2 / ジョン・コルトレーン



TOCJ-7086 ソニー・クラーク・トリオ+3 / ソニー・クラーク



TOCJ-7087 フェイス・トゥ・フェイス+2 / ベイビー・フェイス・ウィレット



TOCJ-7088 ワークアウト+1 / ハンク・モブレー



TOCJ-7089 ザ・サイドワインダー+1 / リー・モーガン



TOCJ-7090 処女航海 / ハービー・ハンコック



CJ28-5128 コンプリート・ハンク・モブレイ・クァルテット2007/11/10 18:36

CJ28-5128 コンプリート・ハンク・モブレイ・クァルテット

 『Blue Note CD Treasury-第3期-』第3回[1989/08/23]、お次は「コンプリート・ハンク・モブレイ・クァルテット」です。

 10インチLPの最後期に発売されたこのアルバム、アート・ブレイキー、ホレス・シルバー、ダグ・ワトキンスという、当時結成されたばかりの「ジャズ・メッセンジャーズ」のメンバーで録音されています。
 ここにケニー・ドーハムが入れば、もろ「ジャズ・メッセンジャーズ」になる訳ですね。という訳で、良く知った仲間達に囲まれてモブレーさんは熱演を聴かせてくれます。

 ・・・アマゾンでは2000年に発売された手持ちのRVGリマスター盤「TOCJ-9201」ですら、中古で物凄い値段を付けています。ここまで高いと笑うしかないですね。


 演奏曲では、「ジャズ・メッセンジャーズ」のライブ盤でも演奏された「Avila And Tequila」がまず良い、です。ライブ・ヴァージョンと比べて、ちょっとクールな感じがまたいい。

 他では、急速調で演奏される「Love For Sale」、これぞハンク!とでも言いたくなる、最後のブルージーな「Just Coolin'」がお勧めです。

 あ、「Just Coolin'」は、なんか「Soul Station(4031)」に入っていても違和感無いなあ。


●コンプリート・ハンク・モブレイ・クァルテット

CJ28-5128 Complete Hank Mobley Quartet [BLP 5066]

01. Hank's Prank (Mobley) 4:29
02. Hank's Plank (Mobley) -Alternate take- 4:15*
03. My Sin (Mobley) 3:47
04. Avila And Tequila (Mobley) 4:29
05. Walkin' The Fence (Mobley) 3:37
06. Walkin' The Fence (Mobley) -Alternate take- 4:26*
07. Love For Sale (C.Porter) 4:29
08. Just Coolin' (Mobley) 4:09

Hank Mobley (ts) Horace Silver (p) Doug Watkins (b) Art Blakey (ds)
Recorded on March 27, 1955 at Rudy Van Gelder Studio, Hackensack, NJ.



CJ28-5126 コンプリート・ジョージ・ウォーリントン&ヒズ・バンド2007/11/09 18:15

CJ28-5126 コンプリート・ジョージ・ウォーリントン&ヒズ・バンド

 引き続き『Blue Note CD Treasury-第3期-』第3回[1989/08/23]から、『コンプリート・ジョージ・ウォーリントン&ヒズ・バンド』などを。

 こちらのCDも、アメリカ盤CDと構成が大きく異なりますね。
 手持ちの視聴CDは、1998年に発売された『Here Comes Frank Foster(5043)』とのカップリング盤です。


 ・・・ところで私がこのアルバムを購入した理由はリーダーよりも、編曲を担当したクインシー・ジョーンズ(Quincy Jones)目当てだった訳です。

 ちなみに1953年に行われたライオネル・ハンプトン楽団のヨーロッパ・ツアーには、ジョージ・ウォーリントン、クインシー・ジョーンズも参加しておりました。
 クリフォード・ブラウン、アート・ファーマーなど、目も眩むような豪華メンバーが参加したツアーで共演した二人ですから、息もぴったり。


 演奏曲では、少々センチメンタルな「Summertime」が、一番のお勧めです。リーダーのソロもたっぷり聴けますし。

 クインシー自作曲「Bumpkins」は、小粋な編曲にのってF・フォスター、D・バーンズらの素敵なソロが堪能出来ます。あ、K・クラークのブラシ・プレイも素敵です。


●コンプリート・ジョージ・ウォーリントン&ヒズ・バンド

CJ28-5126 Complete George Wallington & his Band [BLP 5045]

01. Summertime (G.Gershwin-D.Heyard)
02. Summertime (G.Gershwin-D.Heyard) -alternate take-
03. Festival (George Wallington)
04. Festival (George Wallington) -alternate take-
05. Christina (George Wallington)
06. Frankie And Johnnie (trad)
07. Frankie And Johnnie (trad) -alternate take-
08. Baby Grand (George Wallington)
09. Bumpkins (Quincy Jones)
10. Bumpkins (Quincy Jones) -alternate take-

Dave Burnes (tp) Jimmy Cleveland (tb) Frank Foster (ts) Danny Bank (bs, fl)
George Wallington (p) Oscar Pettiford (b) Kenny Clarke (ds) Quincy Jones (arr)
Recorded on May 12, 1954 at Audio-Video Studios, NYC.



CJ28-5124 コンプリート・ケニー・ドリュー・トリオ2007/11/08 21:51

CJ28-5124 コンプリート・ケニー・ドリュー・トリオ

 今日も『Blue Note CD Treasury-第3期-』第3回[1989/08/23]から、『コンプリート・ケニー・ドリュー・トリオ』を。

 このアルバムは、当時クラリネットのバディ・デフランコのバックを務めるトリオのメンバーで録音されております。
 まあしかし、アート・ブレイキー(Art Blakey)にカーリー・ラッセル(Curly Russell)までデフランコのメンバーだったとは・・・ギャラが良かったのでしょうか。

 前回のウイントン・ケリーと違い、ケニー・ドリューはほぼ演奏スタイルが確立されているので、安心して聴くことができます。
 こうして聴いてみるとドリューさん、もろB・パウエル系統のバップ・ピアニストだったんですね。D・ジョーダンみたいな哀愁漂うバップ・スタイルは素敵です。


 演奏曲ではドラムがアート・ブレイキーの為か、急速調の「Yesterdays」と、「Lover Come Back To Me」の出来は素晴らしいです。

 「Lover Come Back To Me」は、B・パウエルのもろコピーらしきフレーズが頻発して面白い、面白い。



●コンプリート・ケニー・ドリュー・トリオ

CJ28-5124 Complete Kenny Drew Trio [BLP 5023]

01. Lover Come Back To Me (Romberg-Hammerstein) 3:29
02. Yesterdays (Kern-Harbach) -alternate take- *
03. Yesterdays (Kern-Harbach) 5:18
04. Everything Happens To Me (Adair) 4:39
05. It Might As Well Be Sprig (Rodgers-Hammerstein) 2:46
06. Be My Love (Cahn-Brodszky) 2:41
07. Drew's Blues (Kenny Drew) 2:24
08. Gloria (Kenny Drew) 3:20
09. Stella By Starlight (Young-Washington) 2:25
10. Everything Happens To Me (Adair) -alternate take- *

Kenny Drew (p) Curly Russell (b) Art Blakey (ds)
Recorded on April 16, 1953 at Rudy Van Gelder Studio, Hackensack, NJ.


 オリジナル10インチLPの曲順は次の通りです。

●Kenny Drew Trio [BLP 5023]

01. Yesterdays (Kern-Harbach) 5:18
02. Stella By Starlight (Young-Washington) 2:25
03. Gloria (Kenny Drew) 3:20
04. Be My Love (Cahn-Brodszky) 2:41

05. Lover Come Back To Me (Romberg-Hammerstein) 3:29
06. Everything Happens To Me (Adair) 4:39
07. It Might As Well Be Sprig (Rodgers-Hammerstein) 2:46
08. Drew's Blues (Kenny Drew) 2:24