Bobby Timmons - The Soul Man! (Prestige 7465) ― 2012/03/20 05:02
ボビー・ティモンズ(Bobby Timmons)[1935 - 1974]が最後期の1966年、 ジャズメッセンジャーズ時代の同僚・ウェイン・ショーター(ts)を迎えたアルバム。
兎に角、絶好調のショーターを聴くため購入したアルバムです(苦笑)。
1曲目は、5拍子のファンキー・ナンバー「Cut Me Loose Charlie (Bobby Timmons)」。
2曲目は、ジャズロック風味の「Tom Thumb (Wayne Shorter)」。
ジミー・コブの小気味良いビートにのり、ショーターが快演を繰り広げてます。
LP(カセット)で聴いてた頃は、この1曲だけで十分だった記憶があります。
3曲目「One Way Street (Bobby Timmons)」は、やや躁気味(笑)な演奏。
続く4曲目「Damned If I Know (Bobby Timmons)」は、「So Tired」的な感じ。
5曲目「Tenaj (Ron Carter)」、最初は優雅なワルツ。
テーマの終わり頃にテンポチェンジが、ある何とも摩訶不思議な曲。
6曲目「Little Waltz (Ron Carter)」は、ラストらしくしっとりと。
久しぶりに聴くジミー・コブ(Jimmy Cobb)のブラシワーク、素敵です。
録音当時のウェイン・ショーター(Wayne Shorter)は、マイルス・ディビス (Miles Davis)の60'sクインテットに参加、歴史的名盤を立て続けに録音していた頃。
ちなみに、前年1965年の10月(October 15, 1965)には、「Wayne Shorter - The All Seeing Eye (Blue Note 4219)」を。
クリスマス直前(December 23, 1965)には、壮絶なる「Miles Davis At Plugged Nickel (CBS/Sony)」の録音に参加。
このアルバムの約2週間後(February 3, 1966)には名盤「Wayne Shorter - Adam's Apple (Blue Note 4232)」を録音。
約1年後(March 10, 1967)には、自身のリーダー作「Wayne Shorter - Schizophrenia (Blue Note 4297)」で、「Tom Thumb」を再演してます。
Bobby Timmons - The Soul Man! (Prestige 7465)
Wayne Shorter (ts) Bobby Timmons (p) Ron Carter (b) Jimmy Cobb (ds)
January 20, 1966 at Rudy Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, NJ.
01. Cut Me Loose Charlie (Bobby Timmons) 5:46
02. Tom Thumb (Wayne Shorter) 7:08
03. One Way Street (Bobby Timmons) 7:23
04. Damned If I Know (Bobby Timmons) 6:33
05. Tenaj (Ron Carter) 7:08
06. Little Waltz (Ron Carter) 6:40
最近のコメント