ホレス・シルヴァー(Horace Silver)の珍しいライブDVD ― 2008/05/01 21:57
前から気になっていたホレス・シルヴァー・クインテットのライブDVDをYouTube で発見したのでご紹介します。
フロントは、トム・ハレル(tp,flh)とボブ・バーグ(ts)。
ブルーノートが西海岸に拠点を移したあとに発売された『Silver 'N' シリーズ』から何曲か演奏しているのが嬉しいところ。
なおDVDの仕様はリージョン1 (アメリカ合衆国およびカナダ)なので注意。
Bob Berg With Horace Silver Quintet 1974 - 1
Bob Berg With Horace Silver Quintet 1974 - 2
Horace Silver Quintet - Liberated Brother - Umbria Jazz Festival 1974
Horace Silver Quintet - UMBRIA JAZZ -
01. Opening
02. Adjustment
03. Barbara
04. In Pursuit of the 27th Man
05. Song for My Father
アマゾン携帯サイトでオーネット・コールマンが売れているらしい(笑)。 ― 2008/05/09 22:36
At the "Golden Circle" in Stockholm, Vol. 1 / Ornette Coleman Trio Blue Note BST-8224
At the "Golden Circle" in Stockholm, Vol. 2 / Ornette Coleman Trio Blue Note BST-8225
最初に紹介したCDは、アマゾンの携帯サイト『ジャズ・フュージョン』ブルーノートの項目で販売数トップだったオーネット・コールマンの大名盤。
フリーをあんまり良く知らない私も、追加曲につられて購入したもの。
ランキング1位なのは多分、瞬間的なものだろうと思いますが、これが1位とは・・・・ナニが起こっているんだか(笑)
フリーフォームでありながら、オーネット・コールマンのアルトが良く唄っているんだな、これが。
ついでに近況報告を。
色々準備に入っている関係で、最近まとまった記事が書けずにおります。
まずは以前ご紹介した東芝EMIで過去に発売されたCDのリストをまとめて、どこかのHPスペースで公開するため準備を始めてます(笑)。
私が使いこなしていない為、ここのブログ(アサヒネット)では過去記事の検索が面倒なこともあり、インデックス機能の役目を果たすHPスペースを整理したいという欲求もありますので。
ついでに検索機能が良さそうなブログを探して、ミラーサイトとして立ち上げようか検討中。
ブログは可能な限り、ほとんどの無料ブログを試そうかと思ってます。
お試しサイトは作ってもすぐ消える可能性大なので、定着しそうならお知らせします。
アフィリエイトが可能でCSSの変更が可能で良さそうなサイトがあればご紹介下さいませ。
Playboys - Chet Baker & Art Pepper (World Pacific)が続々再発。 ― 2008/05/12 22:52
『Playboys』はチェット・ベイカー(Chet Baker)とアート・ペッパー(Art Pepper)の共演と素敵なジャケットで我々を引きつける一枚。
これは『Picture of Heath (Paciffic Jazz)』のジャケット違い盤らしいのだが、商標の問題か(笑)しばらく真面目なジャケットで再発されつづけておりました。
ところが去年、紙ジャケ仕様のものが発売されたらしくまた、検索したら今年の2月にはUK盤も登場している模様・・・・うれしくもあり、悲しくもあり。
Playboys / Chet Baker & Art Pepper World Pacific [UK] 2008/2/18
01. For Minors Only
02. Minor Yours
03. Resonant Emotions
04. Tynan Time
05. Picture of Heath
06. For Miles and Miles
07. C.T.A.
PLAYBOYS / Chet Baker & Art Pepper SOUND HILLS 2007-12-11
Complete Playboys Sessions 1956 / Chet Baker Art Pepper Fresh Sound 2007-03-13
真ブルーノート入門・青春篇1939~1957-選曲・解説:行方 均 [TOCJ-66443/66444] ― 2008/05/17 07:40
EMIジャパンさんから「アルフレッド・ライオン生誕100周年記念特別企画」CD、発売中です。
黄金の『1958』前夜までのブルーノートを辿る必聴の35曲、とのこと。
2枚組で¥1,980(税込)というお買い得。
ただいま見た公式HPの記載、多少単純ミス(?)があるようです、ご注意を。
ついでに確認出来たオリジナルSP番号、及びLP番号も付記しておきます。
ブルーノート初期の録音はEMIさんから何度かCD化されてますが、店頭ではなかなかお目にかかれないんですよね。輸入盤も発売されそうもないし。
デキシー/スイング時代の録音を手軽に聴けるのは嬉しいことです。
『初録音、初ヒットからモンク、パウエル、マイルス、そしてコルトレーン登場まで、LPでは聴けない貴重なSP音源=幻の名演もいっぱい!』
♪真ブルーノート入門・青春篇1939~1957-選曲・解説:行方 均 [TOCJ-66443/66444]
◎disc 1:1939~1949
クラシック~ブルース
01. Summertime / Sidney Bechet Quintet [BN6(SP), 7002]
02. Dear Old Southland / Sidney Bechet Blue Note Quartet [BN13(SP), 7002]
03. Boogie Woogie Stomp / Albert Ammons [BN2(SP), 7017]
04. Melancholy / Meade Lux Lewis [BN1(SP)]
05. Reminiscing At Blue Note / Earl Hines [BN5(SP)]
06. Backwater Blues / James P.Johnson [BN25(SP), 7011]
07. Profoundly Blue / Edmond Hall Celeste Quartet [BN17(SP), 5001]
デキシー~スイング
08. Blue Interval / Edmond Hall's All Star Quintet [BN31(SP), 5026]
09. Victory Stride / James P.Johnson's Blue Note Jazzmen [BN32(SP)]
10. Eveybody Loves My Baby / Sidney De Paris Blue Note Jazzmen [BN40(SP)]
11. Back Room Blues / Art Hodes' Back Room Boys [526(SP)]
12. Feelin' At Ease / Baby Dodds' Jazz Four [519(SP)]
13. Blue Harlem / Ike Quebec Quintet [544(SP), 5001]
中間派~モダン前夜
14. Blue Skies / John Hardee's Swingtet [513(SP)]
15. Bab's Dream / Babs' Three Bips And A Bop [537(SP)]
16. Our Delight / Tadd Dameron Sextet [540(SP), 5004]
ビバップ~プログレッシヴ - 40代
17. Thelonious / Thelonious Monk Sextet [542(SP),5002]
18. 'Round About Midnight / Thelonious Monk Quintet [543(SP), 5002]
19. Bop Alley / ArtBlakey's Messengers [546(SP), 5010]
20. Jahbero / Tadd Dameron Septet [559(SP)]
21. Tin Tin Deo / James Moody And His Bop Men [555(SP), 5006]
22. 52nd Street Theme / Bud Powell's Modernists [1568(SP)]
◎disc 2:1950~1957
ビバップ~プログレッシヴ - 50代
01. Un Poco Loco / Bud Powell Trio [1577(SP), 5003]
02. Hot Sauce / Elmo Hope Trio [5029]
03. The Gig / Herbie Nichols Trio [1519]
04. Bag's Groove / Milt Jackson Quintet [1593(SP), 5011]
ハード・バップ
05. Tempus Fugit / Miles Davis All Stars [1618(SP), 5022]
06. A Night In Tunisia / Art Blakey Quintet [5038]
07. The Preacher / Horace Silver Quintet [5062]
08. Afrodisia / Kenny Dorham Octet [5065]
09. Minor's Holiday / The Jazz Messengers [1507]
10. The Way You Look Tonight / Jimmy Smith At The Organ [1512]
11. I Remember Clifford / Lee Morgan [1557]
12. Asiatic Raes / Sonny Rollins [4001]
13. Blue Train / John Coltrane [1577]
SoundTown JAZZ/ 100th anniversary of ALFRED LION :: BLUE NOTEの創設者、アルフレッド・ライオン生誕100年記念
◎真ブルーノート入門・青春篇1939~1957 [TOCJ-66443/66444]
ジャズ・ブログなどを新規作成・検討中。 ― 2008/05/25 10:13
新・ブルーノートRVGコレクション第2期の開始が6月からなので、資料整理にいそしんでおります。
CD整理と同じで、『さあ!やろう!』と思った時に手をつけないといつまでたっても終わらないので・・・・・。
とりあえず、『Liveoor Blog』などのブログへ、『アサブロ出張版』を開設してみております。ただ今は、使い勝手を見ている最中。
もう一つ、念願のブルーノートCD化作品のデータベースを準備中。
『無料ホームページ・スペース』で展開しようか、『各種のWiki』で綺麗にまとめようか、実際に試しながら検討中。
ジャズ批評の別冊『ブルーノート・ブック』も1999年に最近版が出たっきり。情報量が膨大過ぎるのか、そんな物好きがいないだけなのか(笑)。
その後の怒涛の再発ラッシュに、どの作品がCD化されたのか分からなくなっている状態を、私なりに整理しようという無謀な試みだったりする訳です。
ノートにまとめてテキスト化していない資料も、順次掲載予定。
『加持顕のジャズ Wiki』のリンク追加 ― 2008/05/30 07:00
ただ今、こちらを放置(笑)して『加持顕のジャズ Wiki』 なるものを構築中です。
『livedoor Wiki』 をお借りして再発CDリストを紹介する『Wiki』を作ってしまおうと大それたことをしている訳です。
ただ今は、東芝EMI(現EMIミュージック・ジャパン)さんが発売した、ブルーノートの再発CDのリストをひたすら整理中。
正直な話、どなたかがWEBか書籍でまとめてくれるのを待っていたのですが、誰もやってくれないので自分で取り組むことにしました、はい。
『Wiki』のトップにも断ってありますが、このリスト化はあくまでも趣味の範疇を越えません。
また各種書籍、WEBを参照して資料の精度を上げようとしておりますが、これは著作権侵害を意図したものではありません。
一部掲載し始めましたが、参考書籍、WEB等は参考資料リストとして掲載する予定です。
特に東芝EMI(EMIミュージック・ジャパン)さんの発行した会員向け情報誌、冊子・パンフレット等は欠かせません。
もしもEMIミュージック・ジャパンさんの関係者がこの記事を見ることがあり、多少なりとも情報の取扱い方法に問題があれば、指摘のご連絡いただければ、と思います。
最後に、ジャズ関係業界の方々におきましては、私から資料提供のお願いをすることがあるかもしれませんが、その際には快く了承していただければと思っております。
一応納得行く形になりましたら、再度告知致します。
【公開を終了しました】 加持顕のジャズ Wiki
クリフォード・ブラウン―天才トランペッターの生涯[音楽之友社]読んでます。 ― 2008/05/31 00:00
ただ今、2003年に刊行された『クリフォード・ブラウン―天才トランペッターの生涯(音楽之友社)』という本を読んでおります。
と言ってもまだ、ライオネル・ハンプトン楽団の一員としてヨーロッパ巡業に行く直前のエピソードまでしか読み進めていないのだが。
訳者の川島文丸さんはBMG勤務の後フリーで執筆・翻訳に携わり、レコード・レーベル「カプリネット」を設立。
CD制作もされているという、結構ジャズに詳しい方のようです。
ペイス大学でジャズの講義を持つニック・カタラーノ(Nick Catalano)さんによる原著がしっかりしている為か、理論整然とした作品です。
幼い頃から自らを律し、楽器の練習にいそしんだクリフォード・ブラウン(Clifford Brown)のエピソードを語る人々は全て、彼と関わったことを誇りに思っているようです。
この本では、いままでジャズ誌や評論家さん達が語るエピソードについて、いくつか勘違いがあることも明らかになります。
例えば、最初の交通事故の件。
今まではブラウニー(クリフォード・ブラウンの愛称)が運転する車が、スピードを出し過ぎて事故を起したと記憶していたらこれが間違い。
事実では、ブラウニーが同乗する大学時代のバンド仲間が運転する車が鹿を避けようとしてスリップ、横転。瀕死の重傷を負ったとのこと。
またブラウニーが想像以上に作編曲の能力があり、在籍したR&Bバンドに編曲を提供していた事実。
さらに、録音が残されていない彼の作曲作品がまだ存在することなど、興味が尽きない話題で一杯です。
じゃあ何で、ライオネル・ハンプトン楽団に編曲を提供しなかったのか?
自身のリーダー作でクインシー・ジョーンズ(Quincy Jones)や、ジジ・グライス(Gigi Gryce)に編曲を頼んだのか?
・・・・まだ途中なのに、いろいろと想像してしまう1冊です。クリフォード・ブラウン・ファンの方は機会があればお読み下さいませ。
◎クリフォード・ブラウン―天才トランペッターの生涯[音楽之友社]
最近のコメント