ジャズの音!!!!-新・ブルーノートRVGコレクション ― 2007/06/21 19:30
加持です。遂に始まりましたね。
「新・ブルーノートRVGコレクション」の第1回発売分、前半5枚はこんなラインナップです。一部ジャケットが替わっているので、中身を確認してから購入しましょう。
【2020.05 付記】
アマゾンさんへのリンクを張り替えしたため、当時の商品と違うCDのリンクが掲載されているものがあります。
●TOCJ-7001 comlete miles davis vol.1 [blue note 1501/02]
●TOCJ-7002 complete miles davis vol.2 [blue note 1501/02]
●TOCJ-7003 complete genious of modern music vol.1 / thelonious monk [blue note 1510/11]
●TOCJ-7004 complete genious of modern music vol.2 / thelonious monk [blue note 1510/11]
●TOCJ-7005 6 pices of silver + 3 / horace silver [blue note 1539]
現在発売中のSJ誌でもルディ・バン・ゲルダーのインタビュー記事が掲載されていましたから、気になる方は確認下さい。
ジャズの音!!!!-新・ブルーノートRVGコレクションの続き ― 2007/06/22 19:53
加持です。昨日の続き、「新・ブルーノートRVGコレクション」、6月20日発売分の残りです。
今月発売分の後半は、4000番台からですね。
【2020.05 付記】
アマゾンさんからの要請により、商品リンクの張り替えを行いました。それにより商品が当時のものとは別CDにさし変わっているものがあります。
●TOCJ-7006 newk's time / sonny rollins [blue note 84001]
●TOCJ-7007 swing, swang, swingin' / jackie mclean [blue note 84024]
●TOCJ-7008 us three / horace parlan [blue note 84037]
●TOCJ-7009 our man in paris + 2 / dexter gordon [blue note 84146]
●TOCJ-7010 empyrian isles + 2 / herbie hancock [blue note 84175]
●ルディ・バン・ゲルダーの最新インタビューが掲載された「スイング・ジャーナル7月号」です。
●おまけ
スイング・ジャーナル7月号のルディ・バン・ゲルダーへのインタビューを読むと、「今の最新技術でリマスターし直してる」とあるのでとっても気になってます。
今回発売する「100枚全部」、リマスターし直しているのなら、買い直しも考えないと・・・・なんですが、どうでしょう?時間のあるときに調査してみます。
ホレスのライブ映像が「YouTube」に-6 Pieces Of Silver - Horace Silver [Blue Note BLP 1539] ― 2007/06/24 18:15

加持です。あっちぇー(暑い)日が続きますね、梅雨なのに・・・。
今日は、「新・ブルーノート RVG コレクション」で再発された「6・ピーシズ・オブ・シルバー+3/ホレス・シルバー(TOCJ-7005)」についてちょっと触れましょうか。
このアルバムの目玉は何と言っても、「セニョール・ブルース(Senor Blues)」です。
今回の再発バージョンには同日録音の「シングル・バージョン(alternate 45 take)」と、約2年後に録音されたビル・ヘンダーソン(vo)入りの「ヴォーカル・バージョン」も追加されていますね。
まあ3つのバージョンそれぞれ魅力的なので、どのバージョンが良いかは、各人の好みの問題ですね。
・・・で皆さん、ご存知かもしれませんが「YouTube」に、「セニョール・ブルース」を演奏するホレスのライブ映像があるんですよ。
フロントは鉄壁コンビ、ブルー・ミッチェル(Blue Mitchell)とジュニア・クック(Junior Cook)です。
いやー、ほっぺた膨らましてトランペットを吹くB.ミッチェルには、感動しましたねー。気が付くと何回も再生続けてましたよ。
・・・気になる方は「YouTube」で、キーワード「Horace Silver」か「Blue Mitchell」を入力して検索して見て下さい。
●6 Pieces Of Silver / Horace Silver Blue Note BLP 1539
01. Cool Eyes (Horace Silver) *1 5:53
02. Shirl (Horace Silver) *1 4:14
03. Camouflage (Horace Silver) *1 4:23
04. Enchantment (Horace Silver) *1 6:18
05. Senor Blues (Horace Silver) *1 6:59
06. Vergo (Horace Silver) *1 5:45
07. For Heaven's Sake (Meyer/Bretton/Edwards) *1 5:05
●bonus tracks from Sterling Silver / Horace Silver Blue Note BN-LA 945-H
08. Senor Blues (Horace Silver) -alternate 45 take- *1
09. Tippin' (Horace Silver) *2 6:09
10. Senor Blues (Horace Silver) -vocal version- *2 6:14
*1 Donald Byrd (tp) Hank Mobley (ts) Horace Silver (p) Doug Watkins (b) Louis Hayes (ds)
Recorded on November 10, 1956 at Rudy Van Gelder Studio, NJ.
*2 Donald Byrd (tp) Junior Cook (ts) Horace Silver (p) Gene Taylor (b) Roy Haynes (ds)
Bill Henderson (vo-10)
Recorded on June 15, 1958 at Rudy Van Gelder Studio, NJ.
●おまけ
追加曲の「Tippin'」、手持ちの1958年の「Newport Jazz Festival」でのホレス・シルバー・クインテットのライブ音源を聴いて好きになりました。
この時のトランペットは、幻のトランペッターとも言われるあの「ルイ・スミス(Louis Smith)」なので、なおさら愛着があります。
暴走しまくる快演奏!-Empyrean Isles + 2 - Herbie Hancock [Blue Note BLP 84175] ― 2007/06/28 04:42

加持です。まだまだあっちぇー(暑い)日が続きますね・・・って、もう真夏かよ!
今日は前回の続き、「新・ブルーノート RVG コレクション」でも発売された「エンピリアン・アイルズ+2/ハービー・ハンコック」について少し触れておきましょうか。
・・・このアルバム、リーダーのハービーではなく、外のメンバーに耳が向くんですよね。
特に、コルネットで参加する(珍しい!)フレディ・ハバード(Freddie Hubbard)と、いつにも増してドラムが唄っているトニー・ウィリアムス(Tony Williams)に・・・。
ホント、フレディ・ハバードがリーダーの「ハービー・ハンコック作品集」だと勘違いする程、1曲目の「One Finger Snap」から勢いのある演奏を聴かせてくれますねー、フレディ。
いいなー、この若さに任せた、ブレーキの利かない暴走列車みたいな演奏・・・他のメンバー、止めるどころか煽りまくってるし。
しかしこの見事なフィット感、ハービーはフロントのフレディ・ハバードを念頭にいれて、曲(と編曲)を用意したのでしょう・・・まあ、トランペッターと相性の良いハービーだからこそ創り得た、(トランペット・)ワンホーン・カルテットによる名演です。
●Empyrean Isles + 2 / Herbie Hancock Blue Note BLP 84175
01. One Finger Snap (Herbie Hancock) 07:17
02. Oliloqui Valley (Herbie Hancock) 08:27
03. Cantaloupe Island (Herbie Hancock) 05:30
04. The Egg (Herbie Hancock) 13:57
05. One Finger Snap (Herbie Hancock) -alternate take- 07:33
06. Oliloqui Valley (Herbie Hancock) -alternate take- 10:45
Freddie Hubbard (cor) Herbie Hancock (p) Ron Carter (b) Tony Williams (ds)
Recorded on June 17, 1964 at Rudy Van Gelder Studio, NJ.
●おまけ
約1年後に録音される大名盤「処女航海 Maiden Voyage(Blue Note 84195)」は、このカルテットにテナーのジョージ・コールマン(George Cloeman)を追加したものですね。
あと追加された2曲の別テイクですが、完成度の高い本テイクと比べると・・・・ですので、あくまでも「おまけ」だと割り切って聴きましょう。
って言うか、アルバムの完成度が1ランク落ちる気がするので、このアルバムに限り、思い切って削ったほうがいいかも・・・。
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