ブルーノートレコード(blue note records)オリジナル盤鑑定ガイド本が発売。 ― 2011/11/25 05:38
ブルーノートレコード・オリジナル プレッシングガイド
フレデリック・コーエン (著)/行方 均 (監修・翻訳)
ジャズLP・CDの販売・買取で御馴染み、ディスクユニオンさんが発売するみたいですね。
(正確には、ディスクユニオンの本の制作部「DU BOOKS」らしいが)
ニューヨークのレコード店主・フレデリック・コーエン(Frederick Cohen)の著作を、日本が誇る ブルーノート関係者・行方均さんが翻訳したものだそうで。
実際に手に取ってみましたが、「微に入り細を穿つ」という表現がぴったりの内容。
レコードプレス、ジャケット製法の違いから、宣伝用に印刷された中袋での掲載レコードの違いなど、 普通の人が見たら「クレイジー!」の一言(笑)で切って捨てられそうな内容が満載。
大量生産など夢また夢であったろう、零細企業であったブルーノート。
CDの時代となり、何百万枚とかのセールスがあったりするレコード(あえてこう書く)でも、 ファーストプレスは確か、3千枚とかであったはず。
当然、レコードがヒットすれば、プレスを重ねる訳だが、その際に若干の差異が生じる。
後々、その違いで一喜一憂するコレクター達が登場していく・・・。
その辺りの事を思い出しながら、本著を読み進めると、面白みが増すであろうと思います・・・。
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