『ジャズ Wiki』 の再発CD情報2000年位まで入力。2008/06/01 07:30


 はい、こちらの更新さぼっております。
 で、『livedoor wiki』 の更新をひたすらやってます。

 『livedoor wiki』 の分類を見ると、「ジャズ」にカテゴライズしてる人が、私だけなのね(笑)・・・・ジャズ・ファンの人口減ってるのを実感しました。
 とりあえず、ブルーノート再発CDのリスト、『Blue Note 24bit by RVG 第2期』あたりまで入力しました。
 だいたい2000年位までの国内盤再発CDがこれで確認できます。
 リストだけで、曲順などの詳細内容はまだですが。

 最初の追加曲入りの再発『CD Treasury Series』なんかは、曲順が入れ替わってたりするので、最終的にはアルバム単位で曲順の詳細を記載する予定。
 例えば、『BN1501』のページを作成して、再発CD毎の詳細を記載するとか・・・(予定)。


 新生ブルーノートのCDは、1986年~1991年頃のスイング・ジャーナルとか、積んである大量の雑誌を確認する必要があるので、ほとんど手つかず。


 『YouTube』の動画を貼り付けられるようなので、珍しい『クリフォード・ブラウン』や『ブッカー・リトル』の動画とか、掲載していきたいなあ。


ブルーノート再発CD中心の『Jazz_Wiki』リスト、2007年まで入力。2008/06/08 16:19


 『Jazz_Wiki』、ブルーノート編ほぼ入力終わりました。
 興味のある方は、横のリンクから覗いてみて下さい。

 東芝EMIさんから発売された再発CDシリーズもののリストは、2007年まで入力終わり。
 リストの方は、しばらく寝かせて間違いなどの確認、ショートカット用のリンクを追加したりしていく予定。

 お次は、オリジナルアルバムのリストと、再発CDの関連付け作業に入ろうかと思っております。


 このブログに掲載したブルーノートのアルバムは、『Jazz_Wiki』にアーカイブとして掲載していきます。

 ・・・・何故かって?『新・ブルーノートRVGコレクション』の100枚をほぼ紹介した時に、以前紹介したアルバムを忘れて、新たに記事起こした事があったので(笑)、そのあたりの二度手間を少なくするためです。

 そろそろ時期も近くなってきたので、『新・ブルーノートRVGコレクション 第2期』のアルバム紹介をはじましょうかね。
 まあしかしブルーノートの整理だけで、1年かかりそうだな。


 今年はアルフレッド・ライオン生誕100周年との事なので、あんまり考えずに『Jazz_Wiki』始めたのも何かの縁かなあ。ではまた次回まで。

『加持顕のジャズ Wiki』インデックス作成中2008/06/15 12:22


 『加持顕のジャズ Wiki』、ただいまオリジナル・アルバム別のCD一覧を追加中です。
 こちらで掲載したブログ記事も、順次転載。

 いやー、しかし大名盤はシリーズ以外でも再発されているんですねえ。
 オリジナル・アルバム番号毎に再発CDを(手作業で)載ってけていくと、大名盤の再発回数の多いこと、多いこと。


 『オリジナル・アルバム通り』のもの、『完全版』と称した録音順に並べかえたもの、『オリジナル・アルバム+追加曲』のパターンなどなど。

 完全版の追加曲なんかも、時代によりちょっと増えたりして、これまたややこしい。まあおいおい整理していきます。


 そろそろ『新ブルーノートRVGコレクション第2期』始めますが、アサブロと、ライブドア・ブログを平行して掲載していく予定。

 ただいまの予定ではアサブロは国内盤、ライブドア版は輸入盤仕様のものを掲載してみようかと画策中。

 余談ですが8月に出る米ブルーノートの再発CD、BNLA時代のエグイもの出ますよー。

6月25(水)は『ブルーノートRVGコレクション第2期』第1回発売日2008/06/21 17:16


 加持です。最近は1週間毎のご無沙汰でございます。

 いよいよ来週から待望の『ブルーノートRVGコレクション第2期』発売です。
 早いお店では商品が、24日(火)夕方頃より店頭に並ぶものと思われます。

 第1回発売分は20枚。参考までに『Jazz Wiki』で整理中のオリジナル番号も付記します。

 なお検索しずらいですが、4月23日頃のブログに20枚分の概要説明しております。

 アルバム紹介は、ライブドアブログ(出張版)と平行して進めて行く予定
 同じCDの紹介だとつまらないので、ライブドア版は輸入盤でアルバム紹介しようかと画策中。


●ブルーノートRVGコレクション第2期 発売日:2008/06/25 1,700 [税込]

TOCJ-7101 ユタ・ヒップ・ウィズ・ズート・シムズ+2 / ユタ・ヒップ [BN1530]
TOCJ-7101 Jutta Hipp With Zoot Sims + 2 / Jutta Hipp [BN1530]

TOCJ-7102 ヒア・カムズ / ルイ・スミス [BN1584]
TOCJ-7102 Here Comes Louis Smith [BN1584]

TOCJ-7103 ブルース・ウォーク / ルー・ドナルドソン [BN1593]
TOCJ-7103 Blues Walk / Lou Donaldson [BN1593]

TOCJ-7104 ルック・アウト+ 3 / スタンリー・タレンタイン [BN4039]
TOCJ-7104 Look Out! +3 / Stanley Turrentine [BN4039]

TOCJ-7105 ホレス・スコープ / ホレス・シルヴァー [BN4042]
TOCJ-7105 Horace-Scope / The Horace Silver Quintet [BN4042]

TOCJ-7106 シェイズ・オブ・レッド+2 / フレディ・レッド [BN4045]
TOCJ-7106 Shades Of Redd + 2 / Freddie Redd [BN4045]

TOCJ-7107 ATズ・デライト / アート・テイラー [BN4047]
TOCJ-7107 A.T.'s Delight / Art Taylor [BN4047]

TOCJ-7108 コンプリート ハーフノートのドナルド・バード Vol.1 / ドナルド・バード [BN4060]
TOCJ-7108 Complete At The Half Note Cafe, Volume 1 / Donald Byrd [BN4060 +2]

TOCJ-7109 コンプリート ハーフノートのドナルド・バード Vol.2 / ドナルド・バード [BN4061]
TOCJ-7109 Complete At The Half Note Cafe, Volume 2 / Donald Byrd [BN4061 +2]

TOCJ-7110 デクスター・コーリング+1 / デクスター・ゴードン [BN4083]
TOCJ-7110 Dexter Calling... + 1 / Dexter Gordon [BN4083]


TOCJ-7111 モザイク / アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ [BN4090]
TOCJ-7111 Mosaic / Art Blakey and The Jazz Messengers [BN4090]

TOCJ-7112 ブルー・アンド・センチメンタル+2 / アイク・ケベック [BN4098]
TOCJ-7112 Blue And Sentimental + 2 / Ike Quebec [BN4098]

TOCJ-7113 レット・フリーダム・リング / ジャッキー・マクリーン [BN4106]
TOCJ-7113 Let Freedom Ring / Jackie McLean [BN4106]

TOCJ-7114 バック・アット・ザ・チキン・シャック+1 / ジミー・スミス [BN4117]
TOCJ-7114 Back At The Chicken Shack + 1 / Jimmy Smith [BN4117]

TOCJ-7115 ボサノバ・バッカナル / チャーリー・ラウズ [BN4119]
TOCJ-7115 Bossa Nova Bacchanal / Charlie Rouse [BN4119]

TOCJ-7116 マイ・ポイント・オブ・ヴュー+1 / ハービー・ハンコック [BN4126]
TOCJ-7116 My Point Of View + 1 / Herbie Hancock [BN4126]

TOCJ-7117 ジュジュ+2 / ウェイン・ショーター [BN4182]
TOCJ-7117 Juju + 2 / Wayne Shorter [BN4182]

TOCJ-7118 ザ・ランプローラー+1 / リー・モーガン [BN4199]
TOCJ-7118 The Rumproller / Lee Morgan [BN4199]

TOCJ-7119 抱きしめたい / グラント・グリーン [BN4202]
TOCJ-7119 I Want To Hold Your Hand / Grant Green [BN4202]

TOCJ-7120 ザ・リアル・マッコイ / マッコイ・タイナー [BN4264]
TOCJ-7120 The Real McCoy / McCoy Tyner [BN4264]


 いやー『Jazz Wiki(livedoor wiki内)』作ったおかげで、アルバム検索が楽になりました。

ユタ・ヒップ・ウィズ・ズート・シムズ+2-新・ブルーノートRVGコレクション第2期第1回発売2008/06/25 07:40


6月25日(水)、ようやく新・ブルーノートRVGコレクション第2期がスタートしました。
これから適度にアルバム紹介を消化して行きます。なおRVG輸入盤は、ライブドア版のブログでどうぞ。


『ユタ・ヒップ・ウィズ・ズート・シムズ+2(TOCJ-7101)』、今回ジャケット裏にはユタ・ヒップの写真も載ってます。

このアルバムは隠れ名盤と言い切ってもよい出来で、ブルーノートには珍しく白人中心のセッションでもあります。
知る人ぞ知る、といった顔ぶれなので、珍しくメンバー紹介を最初にしておきますか。

主役はドイツ出身のバド・パウエル派の女性ピアニスト、ユタ・ヒップ(Jutta Hipp)
もう一人の主役、よく駄盤が無いと言われるモダン・テナーの名手、ズート・シムズ(Zoot Sims)

トランペットは、当時ズートのバンドに参加していた寡作なトランペッター、ジェリー・ロイド(Jerry Lloyd)
なお彼は、ジョージ・ウォーリントン(p)のバンドでサヴォイ(Savoy)に録音があるようです(未確認)。

ベースは、T.モンク(p)、ランディ・ウエストン(p)などの作品で御馴染み、アーメド・アブダル・マリク(Ahmed Abdul-Malik)
最後にドラム、女性ピアニストのアルバムでよく見かけるらしいエド・シグペン(Ed Thigpen)
著名な寺島靖国先生の本を読むと昔、エド・シグペンのことを『女性専科』と揶揄するジャズ評論家の方もいらっしゃったとか・・・。


アルバムの内容はと言うと、1曲目の自作曲『Just Blues』から、ズート・シムズの独断場です。
ええ、名前の通りずーっと(笑)。どの曲を聴いてもズートの演奏しか記憶に残らない位に。


ズートの演奏があんまりにも素晴らしいので他のメンバーが霞んでおりますが、めげずによーく聴くと結構健闘しておりますよ。

ズートに合わせたのか、前作よりスインギーな演奏をするユタ・ヒップ(Jutta Hipp)
2曲目、『Violets for Your Furs』でのロマンチックなバラッド・プレイが、女性らしく繊細な感じでよろしいです。

軽めのアタックで軽快な演奏を聴かせる、ジェリー・ロイド(Jerry Lloyd)
自作曲の『Down Home』では、結構趣味のよいフレーズが次々と飛び出します。
曲のラスト、ズートとの軽快な4小節交換、演奏に勢いがあります。


♪今回のRVG盤の追加曲は2曲。収録時間の関係でカットされたのでしょう、どちらも良い演奏。

最初は、ズートのサブトーン気味のテナーが心地よい、バラッドの『These Foolish Things』
ユタ・ヒップの感情抑え気味のピアノ、続くジェリー・ロイドのバラッド・プレイも聴きどころ。

お次は、軽快なアップテンポ・ナンバーの『'S Wonderful』、ズートの勢いがあって良くスイングするテナーを堪能出来ます。


●Jutta Hipp with Zoot Sims Blue Note BLP 1530

01. Just Blues (Zoot Sims) 8:38
02. Violets for Your Furs (T.Adair-M.Dennis) 6:07
03. Down Home (Jerry Lloyd) 6:39

04. Almost Like Being in Love (A.Lerner-F.Loewe) 6:12
05. Wee Dot (J.J.Johnson-L.Parker) 7:25
06. Too Close for Comfort (Bock-Holofcener-Weiss) 6:48

07. These Foolish Things (Marvell-Strachey-Link) 6:10
08. 'S Wonderful (G.Gershwin-I.Gershiwin) 5:52

Jerry Lloyd (tp) Zoot Sims (ts) Jutta Hipp (p) Ahmed Abdul-Malik (b) Ed Thigpen (ds)
Recorded on July 28, 1956 at Rudy Van Gelder Studio, Hackensack, NJ.

※曲の時間は参考までに。

●TOCJ-7101 ユタ・ヒップ・ウィズ・ズート・シムズ+2 / ユタ・ヒップ [BN1530]
●TOCJ-7101 Jutta Hipp With Zoot Sims + 2 / Jutta Hipp (RVG) [BN1530]




●ヒッコリー・ハウスのユタ・ヒップ Vol.1 (24bit)

●ヒッコリー・ハウスのユタ・ヒップ Vol.2 (24bit)

ヒア・カムズ/ルイ・スミス-新・ブルーノートRVGコレクション第2期第1回発売2008/06/26 08:10

BN1584-HereComesLouisSmith

 このアルバム、元々は黒人プロデューサー、トム・ウィルソン(Tom Wilson)トランジション(Transition)レーベルが録音した未発表作品。
 トランジションが倒産した際、ブルーノートが原盤を買い取り1500番台の1枚として発売されたもの。
 そんな訳で、ライナーノートの最後にスーパーバイザーとして、トム・ウィルソンの名前が記載されています。

 原盤買取作品であるため、この時期のブルーノートとしては珍しいメンバーが参加しております。
 フロントには契約の関係上、バックショット・ラ・ファンク(Buckshot La Funke)の変名で参加するキャノンボール・アダレイ(Cannonball Adderley)
 ピアノは、私の最も敬愛するデューク・ジョーダン(Duke Jordan)と、しばしば名盤請負人と賞賛されるトミー・フラナガン(Tommy Flanagan)を使い分けております。


 オープニングの『Tribute to Brownie』はこの録音の約7ヶ月前の1956年6月、交通事故で亡くなったクリフォード・ブラウン(Clifford Brown)に捧げられたナンバーです。
 作曲者のデューク・ピアソン(Duke Pearson)は、4000番台で同じブラウニー派と言われるドナルド・バード(Donald Byrd)のバンドに参加、作編曲能力を開花した人。

 軽快なドラムに導かれて始まるテーマ前のイントロ部、いきなりルイ・スミスの熱いソロから始まります。
 初期のブラウニーを彷彿とさせるフレーズを混ぜながらそのままテーマに突入、バックショット・ラ・ファンクの饒舌なソロに受け渡します。
 その後、印象的なブリッジを経てルイ・スミスのソロに入りますが、バックショット・ラ・ファンクに影響されたのかこちらも饒舌なソロ。
 続くデューク・ジョーダンの清涼感溢れるソロがこれまたいい。シングルトーンを中心に親しみ易いフレーズをころころと弾き倒します。

 ルイ・スミス自作のミディアム・ブルース『Brill's Blues』で一息付き、「Indiana」のコード進行を元に奥さんの名前をつけたアップテンポの『Ande』で熱いブローイング・セッションが展開されます。
 いやしかしルイ・スミス、饒舌なバックショット・ラ・ファンクと結構似たようなソロ・フレーズ吹いてるんですね。凄いなあ。


 超有名スタンダードの『Stardust』、”名盤請負人”トミー・フラナガン(Tommy Flanagan)のトリオをバックに、前の3曲とは異なる優しさ溢れるソロを聴かせてくれます。
 最後のカデンツァまで一気に聴ける素晴らしいバラッドであります。トランペット好きには特にお勧めの1曲です。

 ミディアム・テンポのユーモア溢れる『South Side』、ちょっとタッド・ダメロン(Tadd Dameron)の作風を連想させる作品です。
 ラストのアップテンポ・ブルース『Val's Blues』、最初の勢いそのままに各メンバー達が饒舌なソロを繰り広げます。


Here Comes Louis Smith Blue Note BLP 1584

01. Tribute to Brownie (Duke Pearson) 6:34
02. Brill's Blues (Louis Smith) 8:18
03. Ande (Louis Smith) * 6:38

04. Stardust (Carmichael) * 5:17
05. South Side (Louis Smith) 8:35
06. Val's Blues (Louis Smith) * 6:36

Louis Smith (tp) "Buckshot La Funke" [Cannonball Adderley] (as) Duke Jordan (p) Doug Watkins (b) Art Taylor (ds)
Recorded on February 4, 1958 in NYC.

*
Louis Smith (tp) "Buckshot La Funke" [Cannonball Adderley] (as -omit 4) Tommy Flanagan (p) Doug Watkins (b) Art Taylor (ds)
Recorded on February 9, 1958 in NYC.


TOCJ-7102 ヒア・カムズ / ルイ・スミス [BN1584]
TOCJ-7102 Here Comes Louis Smith (RVG) [[BN1584]





 翌年の1958年7月、ルイ・スミスはホレス・シルヴァー・クインテットの一員してニューポート・ジャズ・フェスティバルに出演。
その時の発掘音源が、最近ブルーノートより発売されました。

Live at Newport '58 / Horace Silver

01. Introduction By Willis Connover 00:44
02. Tippin' 13:10
03. The Outlaw 11:47
04. Senor Blues 08:42
05. Cool Eyes 10:21

Louis Smith (tp) Junior Cook (ts) Horace Silver (p) Gene Taylor (b) Louis Hayes (ds)
Recorded on July 6, 1958 at Newport Jazz Festival, Newport, Rhode Island.


ブルース・ウォーク/ルー・ドナルドソン-新・ブルーノートRVGコレクション第2期第1回発売2008/06/27 22:17

BN1593-BluesWalk-LouDonaldson

 ブルース・ウォーク、ルー(大柴じゃなくてね)さんご本人も良く聴くアルバムらしい。
 お堅いジャズ・マニアよりは一般の音楽ファン向け、とーっても幸せな気分になれる作品。


 ピアノは、ブロック・コードでハッピーに盛り上げるハーマン・フォスター(Herman Foster)。
 なおフォスターの同系タイプのピアニストとしては、『Us Three [BN4037]』で爆走するホレス・パーラン(Horace Parlan)がおりますね。

 さらにとどめのレイ・バレット(Ray Barretto)、コンガ入り。つまり、リズムが主役の、ノレる(踊れる)アルバム。


 頭でド・ブルースだと分かる「Blues Walk」、ゆるやかなアルト・ソロに、コンガとピアノがリズミックに絡みつきます。

 軽快なアップテンポで疾走する「Move」、ジョニー・ホッジスに影響を受けたと自ら語るルーさんの優しい音色が心に沁みます。

 牧歌的な「The Masquerade Is Over」、コンガの音が何だか、のどかな平野を歩く馬の蹄に聴こえて来ます。


 ルーさん自作の「Play, Ray」、タイトル通りコンガのレイ・バレット(Ray Barretto)にスポットを当てた作品。
 ピアノのハーマン・フォスターも、ソロではブロック・コード中心にゴリゴリ弾き倒してます。
 最後に珍しい、コンガとリズム・セクションの4小節交換が聴けます。

 バラッドの「Autumn Nocturne」、これまた優しい気持ちになれる1曲。

 ラストの「Callin' All Cats」、これまた軽快なリズムに乗り、ルーさんらのハッピーになるフレーズが続きます。


 しっかし、これだけ気持ち良く演奏出来たらなんて素敵なんでしょう・・・・そう思わせる1枚。


Blues Walk / Lou Donaldson Blue Note BLP 1593

01. Blues Walk (Lou Donaldson) 6:42
02. Move (Denzil Best) 5:52
03. The Masquerade Is Over (Magidson-Wrubel) 5:51

04. Play, Ray (Lou Donaldson) 5:30
05. Autumn Nocturne (Josef Myrow) 4:52
06. Callin' All Cats (Lou Donaldson) 5:15

Lou Donaldson (as) Herman Foster (p) Peck Morrison (b) Dave Bailey (d) Ray Barretto (conga)
Recorded on July 28, 1958 at Rudy Van Gelder Studio, Hackensack, NJ.


TOCJ-7103 ブルース・ウォーク / ルー・ドナルドソン [BN1593]
TOCJ-7103 Blues Walk / Lou Donaldson (RVG) [[BN1593]