T.ダメロンを知ってるかい?-Barry Harris plays Tadd Dameron [Xanadu 113]2007/03/24 02:40

Barry Harris plays Tadd Dameron

 この記事は真夜中過ぎ('Round Midnight)に書いています・・・。


 突然ですが、タッド・ダメロン(Tadd Dameron)という「ピアニスト」兼「編曲者」をご存知ですか?


 ジャズトランペットがお好きの方なら、早世した2人の天才トランペッター、ファッツ・ナバロ(Fats Navarro)や、クリフォード・ブラウン(Clifford Brown)のアルバムを一度、確認して下さいませ。

 いくつかのアルバムで、タッド・ダメロンの名前を見つけることが出来るでしょう。


 その他はビバップ期、いくつかのビック・バンドに編曲を提供しています。

 あのマイルス・デイビス(Miles Davis)とも、「クールの誕生」を録音した頃、共演していますね。

 つまり、ジャズ・トランペット好きには「避けて通れない」存在なんです。タッド・ダメロンは。



 そんな玄人向けのタッド・ダメロンの作品集を、バリー・ハリス(p)が取り上げています。

 バリー・ハリスと言えば、ライブ・アルバム「Barry Harris At The Jazz Workshop [RLP 12-326]」が、お好きな方も多いと思われます(私も好き!)。


 このアルバム「Barry Harris plays Tadd Dameron」は、「タッド・ダメロン作品集」と言うだけあり、曲をじっくりと聴かせることに重点を置いた構成で、ミディアム・テンポでの演奏が多いです。渋い!


 そんな中、最後にアップ・テンポで演奏される「Our Delight 」は、「At The Jazz Workshop 」を思い起させる快演で、お勧めです。


●Barry Harris plays Tadd Dameron [ Xanadu 113 ]

01. Hot House (Tadd Dameron)
02. Soultrane (Tadd Dameron)
03. Tha Chase (Tadd Dameron)
04. Ladybird (Tadd Dameron)

05. Casbah (Tadd Dameron)
06. If You Colud See Me Now (Tadd Dameron)
07. The Tadd Walk (Tadd Dameron)
08. Our Delight (Tadd Dameron)

Barry Harris (p) Gene Taylor (b) Leroy Williams (ds)
Recorded on June 4, 1975




 ちなみに「1947年」と「1948年」に行われたブルー・ノートでの録音は、当初タッドのリーダー作品としてSP盤で発売されていたものですが、LPフォーマットでの再編集後は、「ファッツ・ナバロの追悼盤」として扱われています。

 ・・・まあ、この辺りの取り扱われ方で、アメリカでのタッドの知名度がどの位かお分かりいただけるかと思います。




<おまけ:Tadd Dameron 参考アルバム>

●Matin' Call / Tadd Dameron & John Coltrane [Prestige 7070]



●The Fabulous Fats Navarro vol.1/2 [Blue Note 1531/1532]

●Fats - Bud - Klook - Kinny [Savoy MG-12011]

●Magic Touch / Tadd Dameron Orch [Riverside LP-419]