『ジャズマンがコッソリ愛する ジャズ隠れ名盤100/小川隆夫(河出書房新社)』 ― 2007/12/12 06:05
小川隆夫さんの最新刊『ジャズマンがコッソリ愛する ジャズ隠れ名盤100(河出書房新社)』が発売になりました。
すでにこのシリーズは2冊程発売されており、今回の作品が3冊目となります。
内容は、有名ジャズ・ミュージシャンにジャズの名盤(でないものもある)アルバムを聴いてもらい、その時のコメントをアルバム単位でまとめた、データベース的な本です。
今回は流石に私も未聴の作品が多かったですが、こっそり愛聴する作品が何枚か掲載されており、3冊中一番読み応えのある作品でした。
掲載されているアルバムをざっと拾ってみると、次のような感じです。
『春の如く/アイク・ケベック(Blue Note)』から始まり、『ソニー・クラーク・トリオ(Time)』、『テンダー・フィーリンズ/デューク・ピアソン(Blue Note)』などなど・・・。
中級以上のジャズ・ファンやジャズ喫茶の親父さん達が愛聴していていそうなアルバムがどっさり掲載されております。
巻頭には、小川さんがジャズメン達にもらったサイン入りCDが8ページに渡り掲載されております。こちらも本作のポイントですね。
『ジャズマンがコッソリ愛する ジャズ隠れ名盤100(河出書房新社)』
●既刊●
『ジャズマンが愛する不朽のJAZZ名盤 100』
『ジャズマンはこう聴いた! 珠玉のJAZZ名盤 100』
中に掲載されたアルバム(CD)は、CD棚から探し出してゆっくりとご紹介しようかと思います。
コメント
_ jazz-ogawa ― 2007/12/12 19:53
_ 加持顕 ― 2007/12/12 23:14
本日は『春の如く』、『緑のユタ・ヒップ』を聴き直しておりました。
久々に昨夜聴いた『On The Spur Of The Moment / Horace Parlan(Blue Note)』も良かったです。
棚に入れたまま放置してあるアルバムを、聴き直す機会を与えていただいて、本当に感謝!です。
今度は『ブルー・ノート』など、レーベル単位でアルバムをまとめた本を執筆していただけると嬉しいです。
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